...彼は毅然とした態度で問題解決を進めた...
...そのボスの厳しい目つきに彼女は毅然とした態度で応えた...
...社長の毅然とした言葉に、社員たちは背中を押された...
...彼の毅然とした行動に、周りの人たちは感心した...
...彼女は毅然と心を決め、新しい挑戦に取り組んだ...
...かれは毅然(きぜん)たる態度(たいど)でそのなすべきことをなしつつある...
伊藤左千夫 「箸」
...かれの実行動(じつこうどう)は緊張(きんちょう)した精神をもって毅然直行(きぜんちょっこう)している...
伊藤左千夫 「箸」
...氏が某百貨店に示された毅然たる態度を称賛し...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...汝等が知る所に非(あら)ず疾(と)くこの場を去るべしと毅然(きぜん)として云い放ちければ...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...「それは毅然(しっかり)した女だ...
徳田秋声 「爛」
...毅然(きぜん)たる様子で横たわっていた...
中島敦 「光と風と夢」
...毅然(きぜん)と聳(そび)えていた大土蔵造りの有名な呉服店だった...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...正面の敵に向かって毅然(きぜん)としてつっ立った...
火野葦平 「糞尿譚」
...ここに毅然(きぜん)...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...毅然(きぜん)とされていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...だがやるぞ」明らかに船長の声には毅然(きぜん)とした響きがあった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...そのときはもっと暇になりますな」五議事堂の外には大勢の人々が、静かに、毅然と、決意も固くハンプデン議員を待っていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...バーや女給やデカダンスの中では毅然たるものが発生しにくいし他に生活はないし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...毅然としてこの国粋芸術を恪守(かくしゅ)し...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...毅然として一同を見まわした...
夢野久作 「戦場」
...若衆が毅然たる正当防衛を示したので...
吉川英治 「大岡越前」
...城主助右衛門の毅然(きぜん)たる態度にもあるが...
吉川英治 「新書太閤記」
...――しかも無駄なく、毅然と、清潔を主とした姿をもった、焼跡の新しい町を行く武士を見ると、(鎌倉風(ふう)よ)と、人々はささやいた...
吉川英治 「源頼朝」
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