...彼は毅然とした態度で問題解決を進めた...
...そのボスの厳しい目つきに彼女は毅然とした態度で応えた...
...社長の毅然とした言葉に、社員たちは背中を押された...
...彼の毅然とした行動に、周りの人たちは感心した...
...彼女は毅然と心を決め、新しい挑戦に取り組んだ...
...最悪の場合にも毅然として天才を発揮し...
石原莞爾 「戦争史大観」
...いつも毅然(きぜん)としていて...
田中英光 「オリンポスの果実」
...引続く余震には毅然と抵抗しました...
豊島与志雄 「古木」
...毅然(きぜん)としてイギリス二等艦の砲弾の下を通過した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...身を殺してまでも毅然として自己を操持(そうじ)した...
新渡戸稲造 「自警録」
...一の毅然(きぜん)たる風貌(ふうぼう)を有する人物である...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...毅然としてゐるではないか...
原民喜 「心願の国」
...国王が毅然と言われた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...だがやるぞ」明らかに船長の声には毅然(きぜん)とした響きがあった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...そのときはもっと暇になりますな」五議事堂の外には大勢の人々が、静かに、毅然と、決意も固くハンプデン議員を待っていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...掩(おお)うものもない塹壕の中に毅然として立つ大将も...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...最新式大型拳銃(ピストル)の白光りする銃口を構えて毅然としている有様は...
夢野久作 「暗黒公使」
...毅然(きぜん)たる関羽の前に...
吉川英治 「三国志」
...なぜただ一人の毅然(きぜん)たる者も立たないのか...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分は毅然(きぜん)と立ったままで...
吉川英治 「新書太閤記」
...ただこういう辛酸(しんさん)のなかにも毅然(きぜん)として失わないものは...
吉川英治 「新書太閤記」
...毅然(きぜん)と坐して...
吉川英治 「新書太閤記」
...――それから、先ごろ、月輪殿のご息女を妻としてごうごうと喧(やかま)しい取沙汰の中に、毅然として、念仏門の行者の範を垂れている善信どの...
吉川英治 「親鸞」
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