...彼は毅然とした態度で問題解決を進めた...
...そのボスの厳しい目つきに彼女は毅然とした態度で応えた...
...社長の毅然とした言葉に、社員たちは背中を押された...
...彼の毅然とした行動に、周りの人たちは感心した...
...彼女は毅然と心を決め、新しい挑戦に取り組んだ...
...その毅然(きぜん)として...
伊藤左千夫 「箸」
...花前の毅然(きぜん)とした顔つきが...
伊藤左千夫 「箸」
...そこをねらって優美なうちにも毅然として犯しがたい女性の気品を描いたつもりです...
上村松園 「作画について」
...二十九日の夜の殺人事件の謎を解こうというのですか」僕は深夜の市長の毅然たる面を見上げていった...
海野十三 「深夜の市長」
...今ではS公園内に天空(てんくう)を摩(ま)して毅然(きぜん)と建っている...
海野十三 「東京要塞」
...俺達は俺達だという毅然たる態度でもなく...
辰野隆 「芸術統制是非」
...私は努めて毅然とした態度をとろうとする...
外村繁 「澪標」
...青年は毅然(きぜん)として...
新渡戸稲造 「自警録」
...一の毅然(きぜん)たる風貌(ふうぼう)を有する人物である...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...あれこれ言うのは少しためらうのですが……」ビートリスが毅然として言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...だがやるぞ」明らかに船長の声には毅然(きぜん)とした響きがあった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...もめ事や災難は毅然(きぜん)と厳(おごそ)かに処理すべきだし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...毅然とした人間精神の美しさに詩と慰藉とを与えられた...
宮本百合子 「現代の主題」
...バーや女給やデカダンスの中では毅然たるものが発生しにくいし他に生活はないし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そうした惨澹たる世相の中に毅然として能楽の研鑽と子弟の薫育を廃しなかった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...毅然として勝敗の外に立ちつつ...
夢野久作 「「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能」
...なぜただ一人の毅然(きぜん)たる者も立たないのか...
吉川英治 「新書太閤記」
...――しかも無駄なく、毅然と、清潔を主とした姿をもった、焼跡の新しい町を行く武士を見ると、(鎌倉風(ふう)よ)と、人々はささやいた...
吉川英治 「源頼朝」
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