...毅然たる中に、つつましやかさ、優しさ、女らしさを備えていることは、日本女性の持つ美徳でありこれあってはじめて、いざという場合真の強さが発揮される...
上村松園 「大田垣蓮月尼のこと」
...毅はびっくりして倒れてしまった...
田中貢太郎 「柳毅伝」
...銭塘君も毅に礼を返した...
田中貢太郎 「柳毅伝」
...道は衰へ文弊ぶれ管仲去りて九百年樂毅滅びて四百年誰か王者の治を思ふ...
土井晩翠 「天地有情」
...仲毅生は嘗て、秦啓源を訪れてきたことがある...
豊島与志雄 「秦の出発」
...毅然として「自由詩は詩に非ず」と主張してゐる...
萩原朔太郎 「青猫」
...毅然(きぜん)として私の眼を打つだらう...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...その毅然たる節義あって甫(はじ)めて吾人の尊敬に値するのである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...あれこれ言うのは少しためらうのですが……」ビートリスが毅然として言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...ここに毅然(きぜん)...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...ただあくまでも自分の良心に忠実であろうとしている毅然たる姿...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...質素に、勤倹に、剛毅に、云ってしまえば簡単であるが、じっさいにはなかなか困難なことを、自分から身を以て示しつつ導いていった...
山本周五郎 「菊屋敷」
...モリエエルが毅然として其(その)希望を容れないので初めの御(お)世辞に似ず悪体を吐(つ)いて帰つて行(ゆ)く...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...毅然(きぜん)としている捕虜の色白な面(おもて)に...
吉川英治 「剣の四君子」
...ひとり、なお余息を保っている吉平は、毅然として、天地に恥じざるの面(おもて)をあげ、曹操をにらんで云った...
吉川英治 「三国志」
...いきなりあの楽毅論(がっきろん)の臨書にふれ...
吉川英治 「正倉院展を観る」
...父孝高(よしたか)の剛毅(ごうき)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...三ツ子の魂剛毅(ごうき)で天才的な少年武蔵は...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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