...殿さまは、アンネ・リスベットにむかって、うなずいて手まねきしました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アンネ・リスベット」
...藩では殿さまのつぎに位する権力ならびないおかたです...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...あいてが殿さまのつぎにくらいする城代家老では...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...あれがお殿さまでございましたか...
本庄陸男 「石狩川」
...玄蕃どのへは今日もどりがけに話してきたからな」「いつ御出陣でございますか」「殿さまには二十七日に江戸おもてを御出馬だそうだ...
山本周五郎 「日本婦道記」
...殿さまを狙撃することができなかった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...久兵衛は殿さまではなく「くびじろ」を射った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「兵部さまが、亀千代ぎみの袴着(はかまぎ)のときに、と仰しゃったところ、殿さまが、それはこちらから知らせよう、と云われました」「袴着というのはいつだ」「あたし知りませんわ」「おちつけ」と六郎兵衛は妹を睨(にら)んだ、「そうそわそわするな、まるでさかりのついた雌犬のようだぞ」「あたしおちついてますよ、でもこれでもう話すことは残らず話しましたわ」「もういちどはじめから云ってみろ」「はじめからですって」「訊き返すな、もういちどはじめから話せばいいんだ」と六郎兵衛はきめつけた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...危なく殿さまが牙にかかるところを」「でたらめだ...
山本周五郎 「山彦乙女」
...「殿さまが鉄炮(てっぽう)で仕止めて下さったが...
山本周五郎 「山彦乙女」
...殿さまへようお礼を申せ」頼春は...
吉川英治 「私本太平記」
...ねえ御老臣さま」「いつもここの殿さまはああなんですかい...
吉川英治 「私本太平記」
...殿さまごじしんで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...殿さまのお暇ができたら...
吉川英治 「新書太閤記」
...「殿さまのお眼にふれたら何とするか...
吉川英治 「新書太閤記」
...殿さまのお胸には」「わかっている」「ゆうに...
吉川英治 「新書太閤記」
...それから殿さまのところへ駈けてゆけ」「畏(かしこ)まりました」松千代は...
吉川英治 「新書太閤記」
...殿さまの御生害(ごしょうがい)の今宵に切りましょう...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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