...外ヶ浜に於いて最も殷賑の要港となり...
太宰治 「津軽」
...まちは殷賑を極める...
太宰治 「津軽」
...290更に人口殷賑の都城七つを贈るべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...殷賑(いんしん)地帯で...
徳田秋声 「縮図」
...殷賑(いんしん)を極めた夜であった...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...ヘリオポリス(カイロの北東約五マイル)と並んで三角州(デルタ)の殷賑の中心だった...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...もっとも殷賑を極める賭博場で...
久生十蘭 「魔都」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...前者は冒頭の背景に団子坂菊人形の殷賑を描き...
正岡容 「根津遊草」
...帝都や省の首府や最も商業殷賑な箇所においてその数は最も著しいが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ああして殷賑(いんしん)工場多く...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...殷賑(いんしん)をきわめていた...
吉川英治 「剣の四君子」
...けれど首府の殷賑(いんしん)がそのまま朝廷の盛大をあらわすものとはいえなかった...
吉川英治 「三国志」
...いわゆる巴蜀文化の殷賑(いんしん)を招来していた...
吉川英治 「三国志」
...昼ながら堺の殷賑(いんしん)もまるで墓場のようにさびれているのに...
吉川英治 「新書太閤記」
...安土の殷賑(いんしん)は二十日(はつか)正月を過ぎても衰えは見えない...
吉川英治 「新書太閤記」
...目も綾(あや)に織られるばかりな大名府の殷賑(いんしん)な繁華街が果てなく展(ひら)かれ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...町屋の殷賑(いんしん)なさまや軒毎の営(いとな)みを見て...
吉川英治 「梅里先生行状記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??