...くつはあべこべに段段をおりて...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「赤いくつ」
...からだぐらいはこの段段のうえにのこしていってもいい...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...段段加速度になつて來る...
江南文三 「相川おけさ」
...光線はそれから段段と弱つて來ました...
江南文三 「佐渡が島から」
...山は段段と緑から黄...
江南文三 「佐渡が島から」
...海の色は段段と褪せて來ました...
江南文三 「佐渡が島から」
...段段と浪が荒れて來ました...
江南文三 「佐渡が島から」
...坂道の両側は段段田である...
外村繁 「澪標」
...しかし段段田が遠く傾いて行くにつれ...
外村繁 「澪標」
...それから段段近い方の問題の整理を考へた...
平出修 「計画」
...之からまだ段段分つて来ます...
平出修 「計画」
...俺は段段悒欝(いううつ)な気分になつて来た...
平出修 「公判」
...俺の生活費は段段嵩(かさ)んでくる...
平出修 「畜生道」
...彼は段段男の仕事(しごと)に興味をもつやうになつた...
平出修 「瘢痕」
...ヴェランダ、鎧扉(よろいど)、木の段段、――どれもきのう見た奴と殆ど変りはない...
堀辰雄 「晩夏」
...段段今迄の罪を懺悔した上で...
正岡子規 「犬」
...段段話をし止める...
森鴎外 「魔睡」
...段段(だんだん)攻勢に転ぜざるを得ない気分に成つて大きなコンフエツチの赤い袋を小腋(こわき)に抱へ乍(なが)ら相応に巴里(パリイ)の美人へ敬意を表して歩いたのは...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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