...彼の行為は残忍酷薄だった...
...彼には残忍酷薄な一面がある...
...残忍酷薄な現実に向き合う勇気が必要だ...
...残忍酷薄な犯罪を犯す者は許されない...
...彼の目には残忍酷薄な光景が映っていた...
...悪魔の情熱何という残忍酷薄の所業(しわざ)であろう...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...その手段は甚だ残忍酷薄を極め...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...残忍酷薄な男でもなかった...
モーリス・ルヴェル 田中早苗訳 「或る精神異常者」
...真の残忍酷薄なる純美主義の芸術である...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...残忍酷薄な監視人のいたらざるところなき虐待を受け...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...残忍酷薄の人たらずんば必ず猜疑褊狭(さいぎへんきょう)の人たるべきなり...
正岡子規 「病牀譫語」
...更に進んでは法王を頭にいただくキリスト教国民の風儀が異教徒のそれにまさるとも劣らないほど残忍酷薄であることに対する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...如何なる残忍酷薄な奴でもその鼻の表現に...
夢野久作 「鼻の表現」
...その妾(しょう)を奪ったりなど――残忍酷薄な数々の経歴は...
吉川英治 「新書太閤記」
...残忍酷薄(ざんにんこくはく)な性質もこの人のどこかには持たれているらしい...
吉川英治 「新書太閤記」
...残忍酷薄、生きんがためにはどんなことをやってもかまわないものだとこの男は信じて生きている...
吉川英治 「親鸞」
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