...残る半分を脚下に広げたのが地となった...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...掌に筋が残るほど...
梅崎春生 「庭の眺め」
...人間の最後に残るもの...
高村光太郎 「触覚の世界」
...未来に残る二人の想いの反響である...
寺田寅彦 「秋の歌」
...やはり未練が残る...
豊島与志雄 「自由人」
...私のとあんまり違いませんよ」わずかに残る足跡へ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...後の世まで名が残るほどの仕事をしているのを嫉(ねた)み...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...藤助」平次は残るところなく手配して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...残るは便佞(べんねい)の者ばかり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そうすると今度は余白がたくさん残るので...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...友達には返しても叔父の方をごまかしてしまへば、未だ大分残る...
牧野信一 「熱い風」
...ジーンといふ微音が残る...
牧野信一 「眠い一日」
...残る二つは彼らを作る個人の罪による...
柳宗悦 「工藝の道」
...そこには明らかに滅裂する時代のみ残る...
柳宗悦 「工藝の道」
...残るものの身の上も考慮に入れて物いう風になって来ていた...
横光利一 「旅愁」
...薄陽の残る御隠殿(ごいんでん)の森の暮色へと吸いこまれてゆく...
吉川英治 「江戸三国志」
...生き残る者もないほどな大殺戮(だいさつりく)に会ってしまった...
吉川英治 「三国志」
...前者に残る所はわずかであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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