...あらゆる点において残るところなく考えぬき...
有島武郎 「星座」
...うろ覚えながら確(たしか)に記憶に残ると言われる...
泉鏡花 「海神別荘」
...骨はもちろん残るはずだ...
海野十三 「火星兵団」
...女性の心に深く残るということは...
太宰治 「女人訓戒」
...何か心に残るものがあった...
豊島与志雄 「湖水と彼等」
...河合又五郎宿泊と、立札でも建てて、もし、池田の者でも、斬込んだなら、よし、討たれるにせよ、一働き働いて死ぬなら武名は、後世に残るが、此奴には、その覚悟がない」「死ぬよりは、生きている方が、おもしろいからなあ...
直木三十五 「寛永武道鑑」
...」「だから残そうと思えば随分残るわけなのよ...
永井荷風 「雪解」
...ただ声だけが空の裡(うち)に残るのかも知れない...
夏目漱石 「草枕」
...変化と荒廃の中に残る一つの生命...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...私の研究方法の例証を示すことにあるのであつて近代文学の諸相を残る隈なく研究することではないからでもある...
平林初之輔 「文学方法論」
...やはり居残るつもりだと宣言したのは...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...紺屋(こうや)町等々工藝の町々が歴史を負って至る所に残る...
柳宗悦 「地方の民藝」
...後に残る者の良心が済まなかった...
柳田国男 「故郷七十年」
...島には大体に古い仕来(しきた)りが残るものと見えて...
柳田国男 「木綿以前の事」
...多くの場合は自分の心に傷が残るだけで...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...郵便切手に残るような英傑の立志談でもあるまいし...
夢野久作 「近世快人伝」
...さてこそ人の怨みは此世に残るものよ...
夢野久作 「白くれない」
...自分一人が夜通し船に居残るように計らった...
夢野久作 「名娼満月」
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