...帽子だけ抜けて残りましたで...
泉鏡花 「雨ばけ」
...前夜の火の残りを火消壺に入れて消しました極めて軽い...
上村松園 「昔尊く」
...そして残りの五名の記者は...
海野十三 「宇宙尖兵」
...つまり売れ残り品だ」といいながら...
海野十三 「もくねじ」
...下役人の監視のもとに川床を残りくまなく掘り返せ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...漁師は喜んでまた残りの石を投げた...
田中貢太郎 「雁」
...焼けあとには灰や焼け残りの柱などが散らばっていて...
田山花袋 「田舎教師」
...残りは外に積(つ)んで...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...不忍池に臨んだ焼け残りの料理屋で...
豊島与志雄 「自由人」
...勘定の残りの五十銭銀貨を幾つか彼女の手に握らせ...
豊島与志雄 「道化役」
...松山でも残りの老人二...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...残りをねだったり...
直木三十五 「死までを語る」
...残りの力を集めて動いているだけで...
直木三十五 「南国太平記」
...他方常識を科学によって残りなく置き換え得ると考えるのも非科学的である...
三木清 「哲学入門」
...それは父が遺してくれたものの残りで...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...昨夜の残りの粟飯なりとまゐらせむと云ふ...
夢野久作 「白くれない」
...残りはアンタ等に遣るから...
夢野久作 「眼を開く」
...残りの九〇〇クヲタアは...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??