...辮髪(べんぱつ)風に色の布で飾ったお下げを左右に残すもの...
上村松園 「中支遊記」
...そのわかれぎわに妙なことをいい残すのである...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...しかも相手が望をつなぐ余地を残す口吻だった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...自分のたねをこの世に残すまいと思ってましたが...
田中貢太郎 「青蛙神」
...たぶんジョージ・ウォシントンは歴史上ジョージ三世とほとんど同じくらいの偉大な名声を残すだろう★...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...或る粘液質な繋がりや滓を残すと私が恐れたのは...
豊島与志雄 「常識」
...またトゥーサンをあとに残すことも彼女に秘密を打ち明けることもできなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「思い残すこともない」八郎太は...
直木三十五 「南国太平記」
...それで猫はきっと御飯を残すものにきまっているのだが...
中谷宇吉郎 「米粒の中の仏様」
...思出の詩料に残すのは温厚なる小野さんにもっとも恰好(かっこう)な優しい振舞である...
夏目漱石 「虞美人草」
...悲しみに打ちひしがれた姿を残すだけでした...
野村胡堂 「十字架観音」
...何処に証拠を残すとか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...却(かえ)って災厄の根を残すことになるぞ...
山本周五郎 「さぶ」
...新しい型を残すのは尋常人の出来る事でない...
夢野久作 「能とは何か」
...有る限り立て残すべし...
吉川英治 「上杉謙信」
...それで思い残すところはない...
吉川英治 「私本太平記」
...見捨てられたものではありません」「そちの手に残す二百余騎...
吉川英治 「私本太平記」
...それをオテル・ド・ロンに残すことが出来たのです...
吉行エイスケ 「バルザックの寝巻姿」
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