...シチュエーションが死屍累々だった...
...事件現場は死屍累々の惨状だった...
...この小説は死屍累々の描写が多い...
...近年、事件報道で死屍累々という表現が目立つ...
...怖い映画を見すぎて、夜は死屍累々の夢ばかり見てしまう...
...この海底は死屍(しし)るいるいとなるであろう...
海野十三 「海底都市」
...子の死屍の所在を告ぐ...
高木敏雄 「比較神話学」
...三枚橋の辺(あたり)から黒門(くろもん)あたりに死屍(しし)が累々としている...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...わが手によりて破られし死屍を引取り去らんため...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...無数な死屍と無限な土があるにも拘らず...
戸坂潤 「科学論」
...彼は際限なき暗黒のうちにおける死屍(しかばね)の盲(めし)いたる冒険を考える...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...死体公示所へ行って諸君の死屍(しし)を見分けんとするのを...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...打ち落された刀を拾い取って同志十三人の死屍(しし)縦横たる中へ坐り直し...
中里介山 「大菩薩峠」
...死屍は脣なほ青褪め...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...死屍(しし)のような臭気が充満して...
萩原朔太郎 「猫町」
...ただただ死屍に鞭うつあらゆる冷罵侮辱を身に受けなければならないのですよ...
浜尾四郎 「死者の権利」
...まるで死屍(しかばね)でも食ったように...
葉山嘉樹 「死屍を食う男」
...ことに前掲ドルセット街ミラア・コウトの自宅で惨殺されたケリイ一名ワッツの死屍(し)のごときは...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...ところがいよいよその死屍を八つ裂きにするだんになって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...両軍の接戦は、実に、一勝一敗、打ちつ打たれつ、死屍は野を埋め、血は大河を赤くするばかりの激戦で、夜明け方から午(ひる)過ぐる頃まで、いずれが勝ったとも敗れたとも、乱闘混戦を繰返して、見定めもつかないほどだった...
吉川英治 「三国志」
...敵の死屍(しし)は糧(かて)にならない...
吉川英治 「三国志」
...味方の死屍(しし)のあいだを駈けながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...醜い死屍(しかばね)を...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??