...あの唐(とう)の崔(さいこう)の詩に「晴川歴歴(せいせんれきれき)漢陽樹(かんようじゅ)芳草萋萋(ほうそうせいせい)鸚鵡洲(おうむしゅう)」と歌われたことのある風景ですよ...
芥川龍之介 「或恋愛小説」
...その歴歴の臣下との名を刻みつけた幾箇かの石碑が立てられ...
小泉八雲 Lafcadio Hearn 戸川明三訳 「耳無芳一の話」
...当年の遊跡歴歴として眼前に浮び感慨禁ずべからず...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...手は歴歴として發光する...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
便利!手書き漢字入力検索