...高瀬川の湯俣と水俣との間に鋸歯状をなして突き出している連峰...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...北上山脈にさへぎられて発達しない鋸歯状の岬湾の多い太平洋とに包まれた奥州...
太宰治 「津軽」
...ノルマン風の犬歯状の模様が...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...なぜ富士の輪郭があのように鋸歯状(きょしじょう)になっていなければならないかは...
寺田寅彦 「浮世絵の曲線」
...鋸歯状に輪廓を刻んで...
豊島与志雄 「霊気」
...第十図第十図は羊歯状結晶の一例で...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...第十九図第十九図は羊歯状の十二花である...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...その中でも特に細い小枝が沢山出て羊歯(しだ)の葉のような形になったものを羊歯状と呼ぶこともある...
中谷宇吉郎 「雪」
...羊歯状即ち小枝が沢山出る時は水蒸気が著しく多く...
中谷宇吉郎 「雪」
...雪の羊歯状平面結晶と同じである...
中谷宇吉郎 「雪」
...(1)羊歯状、(2)普通の樹枝状及び広幅の六花、(3)扇形及び角板、(4)不規則形及び側面結晶、(5)針状その他の五つである...
中谷宇吉郎 「雪」
...即ち第45図(第11図版)が羊歯状の模範的なもの...
中谷宇吉郎 「雪」
...(1)結晶の平均生長速度は羊歯状 四・六粍/時普通及び広幅樹枝 一・三 〃扇形及び角板 〇・六六〃側面結晶及び不規則形 〇・五 〃となった...
中谷宇吉郎 「雪」
...羊歯状の模範的な美しい大きい結晶が燦々と降っていた...
中谷宇吉郎 「雪後記」
...しばしば鋸歯状(きょしじょう)にきざんである...
柳宗悦 「工藝の道」
...鋸歯状(きょしじょう)...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...南の地平線低く真夜中の南極の太陽が鋸歯状に崩れた廃墟の割れ目を通して赤い光を覗かせて...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...悍ましいどこか他所の惑星の鋸歯状の辺縁が見知らぬ天空へと屹立せんとしているかのように...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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