...ちょっと歯がたたないように思われる...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...とても少年の身では歯がたたないばかりか...
海野十三 「少年探偵長」
...しかし今はもうとても歯がたたないと観念して...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...裁判所にはどんな論拠も歯がたたないと言われ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...てんで歯がたたないの...
久生十蘭 「猪鹿蝶」
...……そうですとも、いよいよもって放っておけないことになったから、近いところで、むりやり赤坂の陶々亭へひっぱって行って、支那卓の前へおしすえたものなのよ……志貴子に志貴子だと白状させるぐらいのことは、わけはないと思って、軽く踏んでかかったんですけど、てんで、歯がたたないの...
久生十蘭 「姦(かしまし)」
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