...曲(きよく)に隨つて一絲も亂れぬ歩武の節...
高山樗牛 「瀧口入道」
...歩武堂々と軍勢の中より立ちて馳け出づる――その勇猛の姿見てアカイア軍は歡喜しつ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...』617 冷笑の句、歩武堂々の反對...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...部分的にしろ可なり着々と歩武を進めて来ていることを知らねばならぬ...
戸坂潤 「科学的精神とは何か」
...改進黨が常に其歩武を整齊して議會に屹立し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...改進党が常に其歩武を整斉して議会に屹立し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...両党偶然其歩武を同うして之に反対し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...あちらから歩武を揃えて堂々と前進し来(きた)る合唱でないとは言われません...
中里介山 「大菩薩峠」
...古今の大家と歩武(ほぶ)を斉(ひとし)ゅうして...
夏目漱石 「草枕」
...社会組織がだんだん変化して余儀なく個人主義が発展の歩武(ほぶ)を進めてくるならばなおさら打撃を蒙(こうむ)るのは明かであります...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...如何なる方法に依って研究の歩武(ほぶ)を進めて来たか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...隊伍は整然、歩武堂々...
吉川英治 「三国志」
...けれど二階堂のやしきから貝の音にしたがって歩武堂々と町なかも意識して粛々(しゅくしゅく)とながれて来た...
吉川英治 「私本太平記」
...歩武(ほぶ)堂々な入市ではない...
吉川英治 「私本太平記」
...誇りを歩武(ほぶ)に鳴らして入洛した...
吉川英治 「私本太平記」
...歩武堂々(ほぶどうどう)...
吉川英治 「新書太閤記」
...歩武山嶮(さんけん)を揺(ゆ)すった...
吉川英治 「新書太閤記」
...それへ返してゆく歩武(ほぶ)に示していた...
吉川英治 「新書太閤記」
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