...彼は武骨な性格だけど、実はとても優しい...
...あの人の武骨な態度には、誰もが圧倒される...
...彼女の武骨な振る舞いに、周りの人たちが驚いた...
...武骨な男性とは付き合えないと思っていたけど、実はとても面白い人だった...
...あの部屋に入った瞬間、武骨な雰囲気に包まれた...
...小川が――小川君が居ませうか?』と武骨な調子でいふ...
石川啄木 「鳥影」
...三藏の父は竹刀を提(ひつさ)げて中國九州を武者修行につて廢藩後も道場を開いて子弟を教育したといふ武骨一片の老人で...
高濱虚子 「俳諧師」
...――あの武骨な枝...
種田山頭火 「其中日記」
...一は武骨を以て勝ち...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一は武骨を以て勝ち...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...竹のように長くて武骨な手足...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...人切庖丁(ばうちやう)を二本腰にさして百姓や町人を見下ろして歩くあの威張り腐つた樣子からして野暮で武骨で圖々しくて我慢が出來なかつたのです――お母さんにお願ひしても...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...寅松の武骨な手から...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...貴方(あなた)の頑固な武骨な新米記者振りが...
野村胡堂 「流行作家の死」
...武骨なところがあつた...
林芙美子 「浮雲」
...自身の武骨な時計を脱して妻の腕首にしつかり巻きつけ...
牧野信一 「川蒸気は昔のまゝ」
...お母さんというひとの武骨な指にダイアモンドが輝いています...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そうした平馬の武骨な話しぶりを聞いている中(うち)に一柳斎の顔色が何となく曇って来た...
夢野久作 「斬られたさに」
...われわれ武骨者は武骨者同士で大いに飲(や)りましょう」と促した...
吉川英治 「三国志」
...儚(はかな)い哉」さすが武骨の将たちも...
吉川英治 「三国志」
...われら武骨の者には...
吉川英治 「新書太閤記」
...輝政が武骨ばかりでないところを今日は見せよう...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「武骨者です、実は、茶などいただいたことがないので、飲むすべも、作法も知らないのですが」すると、妙秀が、「なんのい……」と、孫でもたしなめるように、やさしく睨(ね)めた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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