...彼は武骨な性格だけど、実はとても優しい...
...あの人の武骨な態度には、誰もが圧倒される...
...彼女の武骨な振る舞いに、周りの人たちが驚いた...
...武骨な男性とは付き合えないと思っていたけど、実はとても面白い人だった...
...あの部屋に入った瞬間、武骨な雰囲気に包まれた...
...顔つきは武骨だが...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...弟も――武骨(ぶこつ)そうに見えた大学生もやはり涙をすすり上げている...
芥川龍之介 「文章」
...武骨な澄ましかたをする...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...東の重胤さまなどといふ猛将お武骨の面々が...
太宰治 「右大臣実朝」
...少し武骨(ぶこつ)で...
太宰治 「新ハムレット」
...私のような武骨な男がそんな気分を味わうことが出来ただけでも...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...この武骨な即興(そっきょう)の舞(まい)に興じ入るのであった...
中島敦 「弟子」
...武骨で強そうなるをもって武士道の教訓のごとく思うははなはだ幼稚なる武士道である...
新渡戸稲造 「自警録」
...人に阿(おもね)らぬ武骨さを買われて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その頃九州や堺(さかひ)の鍛冶が打つた武骨――だが豪勢な感じのする日本出來の鐵砲ではなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...朝霞の兄弟と泰文の弟の権僧正光覚(ごんのそうじょうこうかく)は融通のきかない武骨者ぞろいで...
久生十蘭 「無月物語」
...僕は色が黒くて、体が武骨で、その上田舎育である...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...「はい」と、おりんが立って高坏(たかつき)を運ぶと、末席(ばっせき)にいた次郎も、ちょこちょこと銚子を持って神楽師たちの前にかしこまり、「お酌いたします、お過ごしなさいませ」と、武骨につき出す...
吉川英治 「江戸三国志」
...儚(はかな)い哉」さすが武骨の将たちも...
吉川英治 「三国志」
...武骨者の軒に咲いては...
吉川英治 「新書太閤記」
...われらのような武骨一片とちがい...
吉川英治 「新書太閤記」
...われら武骨者ぞろい...
吉川英治 「新書太閤記」
...さすが武骨もころげ回り...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索