...武田信玄の甲州に於けるが如きものありしならむか...
大町桂月 「梅の吉野村」
...別に川中島の戦いにおける武田信玄の感状なども添うているところを見ると...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...甲斐の武田信玄は徳川方の細作(さいさく)を掃蕩するために領内の盲人八百人を鏖殺(おうさつ)したと云う伝説があり...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...之も實は武田信玄の存生中に武田流が出來...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...武田信玄公におかせられましては...
直木三十五 「南国太平記」
...武田信玄の如くあらねばならぬというものもある...
中里介山 「大菩薩峠」
...武田信玄様という一世の英雄があったので...
中里介山 「大菩薩峠」
...僕の家は武田信玄の苗裔(いえすじ)だぜ...
夏目漱石 「僕の昔」
...川中島に陣をとった武田信玄(たけだしんげん)のようだ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...先に武田信玄(たけだしんげん)が死んでから七年目に...
森鴎外 「佐橋甚五郎」
...みんな武田信玄の計略だっていうことだよ」言葉で敵の耳をくらまし...
山本周五郎 「山彦乙女」
...武田信玄のいる甲府の本拠である...
吉川英治 「上杉謙信」
...やはり武田信玄でなければできない怺(こら)えであった...
吉川英治 「上杉謙信」
...また宇内(うだい)幾人のうちにかぞえられる名将武田信玄だ...
吉川英治 「上杉謙信」
...天沢和尚(てんたくおしょう)が、武田信玄から、(信長の好みは何か)と、訊かれた折、(信長どのの数寄(すき)は舞と小謡(こうたい)なそうでおざる)と、答えたというはなしもある...
吉川英治 「新書太閤記」
...甲斐(かい)の武田信玄など...
吉川英治 「新書太閤記」
...シャビエルの渡来の前後に活躍していた武田信玄と上杉謙信とであろう...
和辻哲郎 「鎖国」
...武田信玄と上杉謙信との対峙の形勢もほぼ出来上っている...
和辻哲郎 「鎖国」
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