...強力(がうりき)道心8・13(夕)今道心中馬(ちゆうま)甚斎が先日(こなひだ)京都の武徳殿で大暴れに暴れて...
薄田泣菫 「茶話」
...若葉にふりそゝぐ雨の音はよい、隣は図書館、裏は武徳殿、あたりはしづかである...
種田山頭火 「旅日記」
...埔里(ほり)武徳殿や...
中村地平 「霧の蕃社」
...武徳殿(ぶとくでん)の建物に半(なかば)かくれて...
火野葦平 「花と龍」
...Z氏は武徳殿の兵法家であつた...
牧野信一 「「学生警鐘」と風」
...市(まち)の誇りとある雄大な武徳殿を見物させ...
牧野信一 「「学生警鐘」と風」
...武徳殿の床では今やZ氏が木剣を構えて天狗流の型を踏んでゐる真つ最中である...
牧野信一 「「学生警鐘」と風」
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