...こう云う武夫を睨(にら)んだりした...
芥川龍之介 「玄鶴山房」
...そこへ丁度顔を出したのはまるまると着膨(きぶく)れた武夫だった...
芥川龍之介 「玄鶴山房」
...多分武夫の身体から出たものだろうと思われた...
海野十三 「地球盗難」
...大隅理学士は窓下で声高にお美代と武夫をめぐる怪事件発生を話合う村人のために...
海野十三 「地球盗難」
...「武夫君なら、いまそこに落とした私の懐中電灯を拾ってくれたまえ」「いや、それはいけません...
海野十三 「地球盗難」
...失踪(しっそう)した武夫少年が調査依頼した三つの突飛(とっぴ)な質問の一つに関係がある人物だった...
海野十三 「地球盗難」
...武夫の父親怪物ウラゴーゴル!それはシュワルツコッフ博士に訊(き)け!大隅学士は只一人室内に取り残されたまま...
海野十三 「地球盗難」
...武夫君を救うためには...
海野十三 「地球盗難」
...武夫と再会ウラゴーゴルを怒らせてはならぬと...
海野十三 「地球盗難」
...すると、四人の警官はもとより、園田さんも、社員も、書生も、小林君も、武夫君も、からだが、ひきしまるように感じました...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...ミーチン・ラズウモフスキー監修『史的唯物論』(広島定吉・直井武夫訳...
戸坂潤 「辞典」
...其始メヤ松籟ノ遠巒ヨリ来ルガ如ク然※然、忽チニシテ行雲ヲ翻ヘシ忽チニシテ急雲ヲ飛バシ、颯々トシテ簾幃ヲ捲キ磊々トシテ屋瓦ニ震ヒ、而シテ細カニ其ノ声ヲ品スレバ紳士応対ノ声、武夫慷慨ノ声、女児呻吟ノ声、婢子諧謔ノ声、笑声哭声忿声驚声、叱ノ声論難奮諍ノ声、剣ヲ按ズル声仏ヲ念ズル声、各種ノ声瞭然析ツ可シ...
成島柳北 「他山の石」
...頓首拝白明治十五年九月六日仏国巴黎府 博文松方賢台」七 (九五ページ)田口卯吉著『日本開化小史』(一〇八―一〇九ページ)「然るに此等の武夫が...
蜷川新 「天皇」
...故に事ごとに武夫と性質を異にし...
蜷川新 「天皇」
...元木武夫は首をおとした...
本庄陸男 「白い壁」
...よろしくないのですが(北原武夫の芸論に拍車をかけるから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...武夫尽好仇...
三好十郎 「斬られの仙太」
...武夫(もののふ)の行化(ぎょうげ)は侮(あなど)るべからず――じゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
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