...騎士道はなやかなりしピーター・スタイヴァサントの時代に武名をとどろかし...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...いよいよ万代に武名を輝かさんと志してゐるのに...
太宰治 「右大臣実朝」
...一働き働いて死ぬなら武名は...
直木三十五 「寛永武道鑑」
...家名にも武名にも邪魔者であればこそ...
中里介山 「大菩薩峠」
...我々の昔ながらの武名は再び輝くであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これは立花伯家の重臣で戦国以来武名の轟いた名家である...
柳田國男 「名字の話」
...おのれの武名の立たぬとき...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...いよいよ赫々たる武名は事実に於いて彼を圧倒した...
吉川英治 「剣難女難」
...ああ敗辱か! ついに武名隆々であった松平忠房の誇りも...
吉川英治 「剣難女難」
...其許(そこもと)たちの武名をご上聞あらせられて...
吉川英治 「剣難女難」
...彼が欲したほどな武名でもないが...
吉川英治 「私本太平記」
...武名をあげたものは秀吉(ひでよし)であったが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...はれの御岳(みたけ)でそれぞれ武名(ぶめい)をあげる算段(さんだん)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...自分たちはここで晴(は)れがましい武名(ぶめい)を大衆(たいしゅう)に売ろうというのではない...
吉川英治 「神州天馬侠」
...官兵衛は、説客として、まず彼の門をたたき、徹宵(てっしょう)、天下を談じ、風雲の将来を卜(ぼく)し、また武士の心胸(しんきょう)をひらいて、「およそ、眼さきも見えず、勝つか負けるか、確信もなく、ただやみくもに、武名武名、と強張(つよば)って滅亡の戦(いくさ)をするほど、愚なる沙汰はござらぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
...舅(しゅうと)の勝入の武名にまで...
吉川英治 「新書太閤記」
...弱冠(じゃっかん)すでに戦陣の武名を剋(か)ち得ていても...
吉川英治 「新書太閤記」
...応仁の乱の際に京都で武名をあげたという...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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