...それは此様な怖しい存在は続けられる事も...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...此様な問答を聞いた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...此様(こん)なですから...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...此様(こんな)御馳走になれやうとは...
永井荷風 「一月一日」
...あの娘の後をつけるんだ」「合点」物蔭から此様子を見て居た千種十次郎は...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...此様な詩が残つてゐる...
林芙美子 「愛する人達」
...此様なうたを思わずくちずさんだものであった...
林芙美子 「落合町山川記」
...此様な日記はかけない...
林芙美子 「生活」
...此様な悲しい汚点があるのです...
林芙美子 「谷間からの手紙」
...此様(こんな)女の人は...
広津柳浪 「昇降場」
...此様(こん)な者を取次ぐ奴が有るか...
二葉亭四迷 「平凡」
...下からいつも此様(こん)な愛想(あいそ)の尽きた物が出て来るに不思議はないが...
二葉亭四迷 「平凡」
...「お前(めへ)は何だ? 何処の者(もん)だ?此様(こん)な帽子を誰に拵(こせ)へて貰つた?」などゝ云ひながら...
ボレスラーフ、プルース 二葉亭四迷訳 「椋のミハイロ」
...どうも此様子では渦巻の影響を受けてゐる処を漕ぎ抜けるわけには行かなからうといふやうな心持がいたしました...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...(もし)も此様な場合に...
三島霜川 「平民の娘」
...私はもう何の因果で此様な人と夫婦(いつしよ)になツたんだらうと思いながら...
三島霜川 「平民の娘」
...彼が寝台の裾の方の窓枠に載っているシクラメンの鉢を見ながら此様な事を考えていた時...
宮本百合子 「或る日」
...此様(こんな)風な渚(なぎさ)も長く見て居る中(うち)にはもう珍らしく無くなつて東海道の興津辺(へん)を通る様な心持になつて居た...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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