...此所(ここ)に早速応用するのだ...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...わざ/\此所(こゝ)までは來(こ)ない』『全體(ぜんたい)...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...遠(とほ)く此所(こゝ)まで來(きた)りながら...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...しかして此所まで登ったものを一朝にして破壊した...
大隈重信 「始業式に臨みて」
...此所(ここ)へ官軍の一隊が固めていたのと...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...此所(ここ)はこうと一ヶ所極(き)まり処を教えると...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...此所はお前の爲に空けて置く!」詩は...
太宰治 「諸君の位置」
...なんの用事があつて此所へ来たんだ...
田中貢太郎 「黒い蝶」
...向ふ岸はもとのままの湖の縁で飛々に生えた白楊が黒く立つてゐてその白楊の下の暗い所から其所此所に灯の光が見えてゐる...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...今日帰りに夕方船で此所へ参りましたが...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...此所に列記して緒言とす...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...此所(こゝ)にゐると誰(だれ)か答へた...
夏目漱石 「それから」
...借(か)りるんです」「誰(だれ)から」代助は始めから此所(こゝ)へ落(おと)す積(つもり)だつたんだから...
夏目漱石 「それから」
...話(はなし)がもう此所(こゝ)迄進(すゝ)んでゐるんだから」「話が何所(どこ)迄進んでゐやうと...
夏目漱石 「それから」
...此所(こゝ)へ來(き)て着物(きもの)を脱(ぬ)ぎ更(か)へた...
夏目漱石 「門」
...面倒(めんだう)になると此所(こゝ)へ避難(ひなん)するんです」宗助(そうすけ)も厚(あつ)い綿(わた)の上(うへ)で...
夏目漱石 「門」
...すべての新しき詩のスタイルは此所から発生されて来た...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...此所だけには地震なしとて...
柳田国男 「遠野物語」
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