...此度の問題の根本的要因は何か考えてみよう...
...此度の地震で全土にわたる被害が出ました...
...此度の新月は星見には最高の条件だ...
...此度のオンライン授業で、柳暗花明の課題で頑張ります...
...Nでは皆んな一緒だつたから元気がよかつたけれど、別々になつてからはきつと心細くなつて悄気(しょげ)てるかも知れないわね』龍子は、廿代の半ば以上を獄中にゐて、其処の生活には馴れ切つてゐると云ふよりは親しみをさへ持つてゐるEの事を考へると同時に、此度初めて、さう云ふ経験をする他の三人の人達の事も心配になつた...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...取り方によつては、龍子が、さうした最初の経験に、案外平気でゐるのを小面憎くゝ思つて脅すのかとも思へるし、『Eの無茶』の結果が、此度もまた、どの位他人にたゝるか知れないのだぞ、と云ふ腹とも思はれるのだつた...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...此度ばかりは私にもどうも出来ませんから...
伊藤野枝 「惑ひ」
...此度は四五人の若者をかたらつて...
伊藤野枝 「嫁泥棒譚」
...『私(わたくし)は屹度(きつと)此度(こんど)は瑞典(スウエーデン)の北極星(ほくきよくせい)の勳章(くんしやう)を貰(もら)はうと思(おも)つて居(を)るです...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...此度(こんど)は農婦(ひやくしやうをんな)が手(て)に書留(かきとめ)の郵便(いうびん)を持(も)つて...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...此度は一人で再び李の室に行ってみた...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...「お母さん此度は橋本さんを誘ってまた一緒に行きましょうよ...
豊島与志雄 「運命のままに」
...「じゃ此度は屹度...
豊島与志雄 「同胞」
...此度は思い切って高笑いをした...
豊島与志雄 「人の国」
...所が此度そういうことが起ったら...
豊島与志雄 「理想の女」
...「それが、お由羅様、お入り以来、次第に乱れ勝ちにて、そのため、家中が二派に分れるようなこととなり、ひいて、此度の大事...
直木三十五 「南国太平記」
...大島氏は果して約束の如く此度は新たに地方色豊かなモンペ二着を小包郵便を以て送り来された...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...父の家業が穀屋であるので此度は辛棒出來るからと父へ泣きついて幾らかの資本を貢いでもらつて小さながらも水戸で穀屋の店を開いて居る...
長塚節 「商機」
...殊に此度のことは一層急いで決行せねばならないのであつた...
平出修 「計畫」
...賞める場合に就いては、何んなくどさも私はテレぬ者であるが、既に発表したことのある賞揚の言葉と似通うたものを幾度か繰り返して公言するのは、何うか? と気づいたので、此度は、その人物に就いての断片的な印象風のことを主に誌して見ようと考へ直した...
牧野信一 「彼に就いての挿話」
...拙者(わし)は此度(このたび)九国への遍歴を思い立ち...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...此度の事は泰平の御代に武道を忘れ...
夢野久作 「白くれない」
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