...此度の問題の根本的要因は何か考えてみよう...
...此度の地震で全土にわたる被害が出ました...
...此度の新月は星見には最高の条件だ...
...此度のオンライン授業で、柳暗花明の課題で頑張ります...
...此度は要求と云ふ事の側になりますが...
伊藤野枝 「青山菊栄様へ」
...交換広告も此度はすつかり止しました...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一四年一一月号)」
...□此度帰京しましたら少しは人なみに働くことが出来るやうにしたいといまから考へて居ります...
伊藤野枝 「編輯だより(一九一五年九月号)」
...此度(こんど)は宿(やど)に引込(ひつこ)んでゐるのが...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...此度麦倉屋敷ニ怪事有之(これあり)右ニ付村内ハ不申及(もおすにおよばず)近郷近在マデ聞伝エテ群衆ナシ昼夜ノ差別ナク騒ガシケレバ其為ニ百姓共ハ農事ヲ怠リ候儀モ之有哉ニ聞エ且婦女子ニ於テハ驚キ怖ルル者少カラズ候ニ付今日ヨリ当屋敷門前ヘ群集差止候ニ付屹度相守申可者也寛延二年七月六日備後国三次郡布努村村役場四夕方から降って来た雨に平太郎の処へ見舞に来ていた新八郎は...
田中貢太郎 「魔王物語」
...此度はどちらへ落ちてゆくかと待受けてやった...
豊島与志雄 「神棚」
...そして此度は何と云っても返辞一つしないで...
豊島与志雄 「神棚」
...すると母が此度は読んでくれた...
豊島与志雄 「楠の話」
...此度こそ彼女に直接ぶつかってみよう...
豊島与志雄 「反抗」
...天囚君は三十年も大阪に居つて愈此度大阪を去ることゝなつた...
内藤湖南 「大阪の町人と學問」
...此度は、二時間あまりを寒いところに立たされた苦味い経験から、なるべく、賑やかな場所で、時間を消費して行きたかつた...
林芙美子 「瀑布」
...此度(このたび)は狛犬(こまいぬ)の臺石(だいいし)に寄(より)かゝり...
樋口一葉 「われから」
...殊に此度のことは一層急いで決行せねばならないのであつた...
平出修 「計画」
...右の次第に付御家においても此度は彌以御武備不殘西洋流に御變革相成...
福澤諭吉 「御時務の儀に付申上候書付」
...「此度源さんが薪をつけて来た帰りに...
牧野信一 「その村を憶ひて」
...御見舞御礼△此度の本社出火のことは既に諸君も御存知のことでせうが...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...此度の事は誤報臆測等より出でたる間違ひなれども全体余は世人より嘲罵を受くる値打ありと自ら思ふ...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...此度呼下度候段奉願候処...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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