...此度の問題の根本的要因は何か考えてみよう...
...此度の地震で全土にわたる被害が出ました...
...此度の新月は星見には最高の条件だ...
...此度のオンライン授業で、柳暗花明の課題で頑張ります...
...此度は恥し気にではない...
石川啄木 「葬列」
...此度はしなく生田花世氏と安田皐月氏の論文によつて私は始めて本当に考へさゝれたけれどもそれとても矢張両氏のお書きになつたものを土台としての自分の考へでまだちやんとした貞操観にはなつてゐない...
伊藤野枝 「貞操に就いての雑感」
...此度(こんど)は何卒(どうぞ)私(わたくし)の話(はなし)をもお聞(き)き下(くだ)さい...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...此度此麥を苅らずに明日村を立退けと云ふ...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...此度(このたび)の耻辱(はぢ)は脱(のが)れられうぞ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...此度の芝居も村の諸君が智慧(ちえ)をしぼって...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...こゝは此度新に建てし長方形の仮屋(かりや)にて二列にテーブルを据ゑ...
徳富盧花 「燕尾服着初の記」
...此度(このたび)あなたのなされた態度は無情なものです...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...それで此度は会社の電線をごまかして他へ売却した...
豊島与志雄 「過渡人」
...」「なぜ?」と此度は彼の方で反問した...
豊島与志雄 「子を奪う」
...此度は自分の名前を一字冠して...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...」「どうして此度はそうお苦しみなさるの...
豊島与志雄 「二つの途」
...「此度意外の利得有之...
豊島与志雄 「未来の天才」
...凌霄のやうだと思ひながら復た女を見ると此度は四本の指を前へ向けて勾欄へ兩手を掛けて一心に燒木杙を見おろして居る...
長塚節 「佐渡が島」
...そして右同氏の書面には「老生事多少たりとも文献報国の微忱(びしん)不禁此度び現代各階級より御高齢の諸名士一百人を厳選仕りその各位より健康長寿に干する御感想を伺いそれを取り纏めて一本として最も近き将来に出版仕度存候」とあった...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...しかし此度は新しい名字は無い...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此度(このたび)...
吉川英治 「親鸞」
...ルイ・プラスビイユと申上げれば此度(こんど)事件の裏面(りめん)はほぼ御解りでしょうと存じます...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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