...「正金に輝く」:黄金に匹敵する価値があるという意味で使用される...
...「正金の品質」:本物であり、偽りがないという意味で使用される...
...「正金糸を使った着物」:金属糸を使った高級な着物を示す...
...「身が正金になる」:品位が高く、高潔であることを表現する...
...「正金元年に建てられた寺院」:建造物に年号が残っていることを示す...
...正金銀行が見える筈である...
芥川龍之介 「上海游記」
...葉子の紙入れの中には正金銀行から受け取った五十円金貨八枚がはいっている...
有島武郎 「或る女」
...正金銀行の大金庫から...
海野十三 「地中魔」
...「俺は正金へ金貨を搬(はこ)ばせる計画だった...
海野十三 「地中魔」
...正金(しょうきん)のAさん・住友のB氏・三井のCさん・郵船のD君・文部省留学生E教授・大使館のFさん――夫妻・子供・それに日本から伴(つ)れてきている女中――新聞社特派員のG君・「商業視察」のHさん・海外研究員のI君・寄港中の機関長J氏――これらは...
谷譲次 「踊る地平線」
...彼は横浜正金(しょうきん)銀行の人です...
谷崎潤一郎 「細雪」
...この凱旋して間もなく正金銀行に採用されて支那の支店へ行く事になった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...これより先わが身なほ里昂(リオン)の正金(しょうきん)銀行に勤務中一日公用にてソオン河上(かじょう)の客桟(きゃくさん)に嘲風姉崎(ちょうふうあねざき)博士を訪ひし事ありしがその折上田先生の伊太利亜(イタリア)より巴里に来(きた)られしことを聞知りぬ...
永井荷風 「書かでもの記」
...唯横浜正金(しょうきん)銀行と三井物産会社とが英租界の最も繁華な河岸通にあったのだという...
永井荷風 「十九の秋」
...何も正金(しょうきん)を船に積(つん)で行く必要はないが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...たとえ英蘭(イングランド)銀行が正金支払を制限されなかったとしても...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...昔正金に関して行われた偏見と非常によく似ている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...一方の場合には正金の増加に...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...横濱正金銀行支店に往し時相識と成し也...
南方熊楠 「秘魯國に漂著せる日本人」
...それから十五万円の金は正金銀行から引き出して東洋銀行に入れ...
夢野久作 「暗黒公使」
...正金銀行を探してみたがよく分らない...
横光利一 「欧洲紀行」
...その結果は持参人の要求に応じて正金と兌換され得ない紙幣が強制的に流通せしめられる時に随伴するものと同様である...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...かかる紙幣の発行はその所持人の要求次第それを正金で支払う義務を有つとはいえ...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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