...「正金に輝く」:黄金に匹敵する価値があるという意味で使用される...
...「正金の品質」:本物であり、偽りがないという意味で使用される...
...「正金糸を使った着物」:金属糸を使った高級な着物を示す...
...「身が正金になる」:品位が高く、高潔であることを表現する...
...「正金元年に建てられた寺院」:建造物に年号が残っていることを示す...
...五十円の正金が持つて帰られる...
石川啄木 「天鵞絨」
...「安全に正金銀行(しょうきんぎんこう)へ移しました」と波止場を警戒中の警部が駈けつけていった...
海野十三 「地中魔」
...正金へ又動き出した...
海野十三 「地中魔」
...暗闇の警備その夜の正金銀行の警戒ほど厳重なものは無かったと思われる...
海野十三 「地中魔」
...金庫を開けよう」ああ金貨百万弗(ドル)正金銀行の大金庫は...
海野十三 「地中魔」
...「正金銀行の金庫の底に...
海野十三 「地中魔」
...「俺は正金へ金貨を搬(はこ)ばせる計画だった...
海野十三 「地中魔」
...正金銀行へ移したことは極力(きょくりょく)秘密さ...
海野十三 「地中魔」
...」根岸氏は正金(しやうきん)銀行支店の中井某氏が...
薄田泣菫 「茶話」
...海外旅行券や正金銀行の為替券や...
薄田泣菫 「茶話」
...そして小切手はすぐ正金に換へられた...
薄田泣菫 「茶話」
...正金(しょうきん)のAさん・住友のB氏・三井のCさん・郵船のD君・文部省留学生E教授・大使館のFさん――夫妻・子供・それに日本から伴(つ)れてきている女中――新聞社特派員のG君・「商業視察」のHさん・海外研究員のI君・寄港中の機関長J氏――これらは...
谷譲次 「踊る地平線」
...正金の人たちは日本人の中でパリ落をする最初の組だといつてゐたのに...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...三万五千マルクの正金を支給するようにと暗号電報が飛んでいる...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...三菱合名だの正金だの神戸の鈴木だのと...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...正金と交換されず従ってある固定的な本位によって左右されない紙幣を用いるならば...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...かかる銀行券の所持者の正金または地金との兌換請求権によって妨げられてはいないから...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...かかる紙幣の発行はその所持人の要求次第それを正金で支払う義務を有つとはいえ...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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