...蒙古牛4・6奉天の総領事赤塚正助氏は正覚坊(しやうがくばう)のやうに酒が好きなので聞えた男だ...
薄田泣菫 「茶話」
...正覚坊を部屋の中に連れて来ました...
豊島与志雄 「正覚坊」
...正覚坊はその中に首をつき込んで...
豊島与志雄 「正覚坊」
...平助も酔っぱらって首や足を振り動かしてる正覚坊にちょうしを合わして...
豊島与志雄 「正覚坊」
...正覚坊は一つお辞儀(じぎ)みたいなことをして...
豊島与志雄 「正覚坊」
...正覚坊と二人で充分に酒を飲めないのが残念でした...
豊島与志雄 「正覚坊」
...すると何しろ正覚坊が魚を追い廻して来てくれますので...
豊島与志雄 「正覚坊」
...沼のほとりで大きな正覚坊が眠ってるのを見たと...
豊島与志雄 「正覚坊」
...正覚坊がもし狭苦しい池の中に飼われたら...
豊島与志雄 「正覚坊」
...正覚坊が来るのを待っていました...
豊島与志雄 「正覚坊」
...正覚坊は平気な顔をして...
豊島与志雄 「正覚坊」
...十劫正覚(じゅうこうしょうがく)というのは迹門の弥陀のこと...
中里介山 「法然行伝」
...なかなかに耳にもつぱらなるこそ正覚(しょうがく)のたよりなるべけれ...
正岡子規 「俳諧大要」
...いわく、「たとひわれ仏をえたらんに、十方の衆生、わが名号をききて、念をわが国にかけて、もろもろの徳本を植ゑて、心を至し廻向して、わが国に生ぜんとおもはん、果遂せずば、正覚をとらじ...
三木清 「親鸞」
...貞固(さだかた)は月に数度浅草黒船町(くろふねちょう)正覚寺(しょうかくじ)の先塋(せんえい)に詣(もう)でて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...記されてある如く既にその正覚(しょうがく)を取ったというからには...
柳宗悦 「民藝四十年」
...「好醜あらば正覚を取らじ」といった言葉がここでまた想い出されるではないか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...また正覚院(しょうかくいん)の豪盛(ごうせい)とか...
吉川英治 「新書太閤記」
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