...公正さを示すために正札をつけます...
...商品に正札が付いていないので、値段を聞かなければならない...
...客に正札を示して、誤解をなくすことができます...
...正札が適切に表示されていない場合、トラブルの元になることもあります...
...正札を偽造すると罰せられる場合があります...
...正札附金三銅が貧乏書生に取っては殊(こと)に嬉(うれ)しかった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...いつの間にか背に三流の正札をはられてゐたのを見つけたやうに苦りきつた顔をした...
薄田泣菫 「茶話」
...また五十銭が正直正銘の正札なら三十銭に売れる道理はない...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...なあにこの店は正札正札と威張っていても...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...正札は真の正札ではない...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...ゆえに商人として其の誠実に忠ならんとするならば必ず商品は正札をしてすこしも上下してはならない...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...それでは正札主義の最大条件である...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...正札でないと負けろという人には負けてやり...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...六十五円の正札を付けて...
橘外男 「蒲団」
...正札だけはあれから二度ばかり取り替えまして...
橘外男 「蒲団」
...その後は蒲団は正札なしで相も変らず店晒(たなざら)しになったまま...
橘外男 「蒲団」
...あのころには書物の値段は正札でなく一種の符徴でしるしてあった...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...即売展覧会は皆正札附きにて店売りよりは一割方高し...
永井荷風 「古本評判記」
...三千六百円と正札のついたのが気に入り...
林芙美子 「浮雲」
...ぼくまでが代(だい)のはらってない品物の正札(しょうふだ)を切り取るようなことになるといけないと心配しているのだ」「マチア...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...女が六十銭とかいた四角な正札に指さきをつけるのだ...
室生犀星 「笛と太鼓」
...何でもカンでも正札付きで...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...五十銭に八十銭に一円……一円二十銭と四通りで……」とあたりに響く大きな声で正札を云う...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
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