...自己の善を誇張して正善の人らしく歩きるとき...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...然るに此林檎には、「最も美しき者へ」との文字書かれしによりて、忽ち天神ヘラ、正善の神パラス、アテーネ、恋愛の神アフロディーテ三女神の間に、何れか之を得可きやに関して、一場の争論を生じたり...
高木敏雄 「比較神話学」
...」「教の構成は道徳的天才自身の正善的創造であって...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...天理教の中山正善氏からわざわざ「武蔵の俳句がある」といって貸してくだすった天理図書館蔵本の「鉋屑集巻第二」という江戸初期頃の句集に...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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