...自分の生活が眞正に自己の領域として享受し得る元素(エレメント)は極めて少い...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...平日(いつも)ならば自分は今正に高等科の教壇に立つて...
石川啄木 「雲は天才である」
...正に妖怪(ようかい)の仕業(しわざ)ですよ」「で...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...『正に同じく剛勇のわが手は槍を振ふべく勇み...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...『*その者正に前にあり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 830祖先の國に搬ぶべく正に思へり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...そうではなくして正に正反対に...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...さて「生物学論」は正に...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...正に松本主義に立つことを理想とするであろう...
戸坂潤 「思想動員論」
...)正に軍部の注文通りの筋書きに出来ているが...
戸坂潤 「社会時評」
...半島の文化は正にそういう時期に這入っていたもののように思われる...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...正に人間学的なカテゴリーと考えられている...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...氏の挙げ得る論拠は正に...
戸坂潤 「読書法」
...正にこうした飜訳こそフィロロギーの使命であり...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...不正にはちがいないんだけれど...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...正にそれを示している...
矢部貞治 「政治学入門」
...正に、うまくいったと思ったが、敵の用心ぶかさは念のいったもので、樹立の間に綱が張ってあった...
山本周五郎 「風流太平記」
...正に思ひのまゝなるべしと...
夢野久作 「白くれない」
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