...假令一二の些末なる點に於いて猶訂正すべきところあるにもせよ(自分は藝術論をするつもりでないから...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...岡は静かな調子で訂正するように...
有島武郎 「或る女」
...しかも自身でそれを発見し修正する能力を欠いている場合にかぎるようであるが...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...そのうえ人心の腐敗をいくぶんでも矯正することなど...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...経験で誤りを正す便宜の無い方面の問題であると...
丘浅次郎 「固形の論理」
...専有の事実を欲するままに修正するように...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...又特にパーセンテージの高いだろう生産技術候補者の就職事情に適応させて修正するとしても...
戸坂潤 「技術の哲学」
...修正派が当時の現実の経済並びに社会状勢を理由としてマルクス主義を補正すべきであると説いたに対して...
戸坂潤 「辞典」
...少くとも之を平時化するように改正する必要があるわけで...
戸坂潤 「社会時評」
...その講義を停止又は訂正することを余儀なくされている...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...ジャヴェルの感銘を押さえ止め訂正するすべてのものは消えうせ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...我もまたいそがしからずば君が草稿の字句仮名遣(かなづかい)の誤ぐらゐは正すことを得べしといはれけり...
永井荷風 「書かでもの記」
...感覚上の現れを訂正する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...写本や活版を校正する時に直すことが出来る...
森鴎外 「訳本ファウストについて」
...矯正するよりも腐敗させる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...今からすれば訂正すべき個所もないではないが...
柳宗悦 「工藝の道」
...一方、益州の劉璋は、なお健在なりとはいえ、その国政のみだれ、人民の苦しみ、誰か、それを正すを、仁義なしといいましょう...
吉川英治 「三国志」
...襟(えり)を正すが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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