...一見明白なる書違ひ及び假名づかひの誤謬は之を正して置いた...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...襟を正して新約全書(バイブル)を開いた...
石川啄木 「鳥影」
......
内田魯庵 「八犬伝談余」
...姿勢を正して合掌していましたが...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「消えた霊媒女」
...やっぱりアナーキストのよしみ……?」「旧アナーキスト」と金原は訂正して...
高見順 「いやな感じ」
...(七)奥方きツとかたちを正して...
田澤稲舟 「五大堂」
...広場に集まった生徒は両側に列を正して...
田山花袋 「田舎教師」
...525さはれ今起て! 此事を他日正して補はむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...教師の感化で正していかなくてはならん...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...そして急所急所で君の意見を訊いて修正して行ったら...
野村胡堂 「九つの鍵」
...その誤りの一方は関自身またはその没後幾ばくもなく訂正して著述をしたものも残っているが...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...威儀を正して双肌(もろはだ)を寛(くつろ)げた...
夢野久作 「名君忠之」
...四の下役がおそろしく緊張した体(てい)で折目を正している...
吉川英治 「江戸三国志」
...威儀端然と正していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...すると、利家は、膝を正して、(お扱いはかたじけないが、すべて、成敗(せいばい)すべき者も、時には、ゆるすこともあり、また、さまでの落度でない場合も、断じてゆるされぬ時もあるものです...
吉川英治 「新書太閤記」
...ぼくの杜撰(ずさん)もここに訂正しておく...
吉川英治 「随筆 新平家」
...胸を正していた光圀は...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...あんな歌舞伎(かぶき)の若衆みたいなかっこうをしているもんか」むきになってその誤謬(ごびゅう)を正していた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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