...」酒井も珍らしく威儀を正して...
泉鏡花 「婦系図」
...やっぱりアナーキストのよしみ……?」「旧アナーキスト」と金原は訂正して...
高見順 「いやな感じ」
...威儀を正してお諭しになられました...
太宰治 「右大臣実朝」
...ちょっと威容を正して門をくぐり...
太宰治 「佳日」
...自分の室へ帰って先日国民美術協会でやった講演「雲の話」の筆記を校正していた...
寺田寅彦 「病中記」
...紀が訂正して四庫提要に載せたものの外に...
内藤湖南 「支那目録學」
...それを修正して発表するには辻次官からの命でいつも私が筆を執った...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...そこで、一座の連中は忽(たちま)ち、以前の通りに席に戻って、身にふりかかる灰神楽(はいかぐら)を払おうともせずに、再び座を正して、相変らず弾じつづけている木崎原の一曲に耳を傾けはじめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ひそかに改正して...
蜷川新 「天皇」
...在来の条約を改正して一日も早く治外法権を撤去したいというのは...
穂積陳重 「法窓夜話」
...白石の説を少し修正して...
武者金吉 「地震なまず」
...……クラバアツを正して聞け……...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...襟を正して、夢中になって、涙ぐましい程ゾクゾクと共鳴して観ておりながら、何故そんな気持になるのか説明出来ない芸術である」というのが衆口の一致する処らしい...
夢野久作 「能ぎらい/能好き/能という名前」
...びしびし軍律を正してくれなければ我軍としても困るよ」張繍は...
吉川英治 「三国志」
...衣紋(えもん)のゆがみを正してやると...
吉川英治 「私本太平記」
...あらためて天龍寺とよぶことに修正して...
吉川英治 「私本太平記」
...すると、利家は、膝を正して、(お扱いはかたじけないが、すべて、成敗(せいばい)すべき者も、時には、ゆるすこともあり、また、さまでの落度でない場合も、断じてゆるされぬ時もあるものです...
吉川英治 「新書太閤記」
...ぼくの杜撰(ずさん)もここに訂正しておく...
吉川英治 「随筆 新平家」
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