...椅子の位置を卓子(テエブル)に正しく直して掛けて...
泉鏡花 「海神別荘」
...私はやはり正しく生きんがために...
伊藤野枝 「転機」
...二軍の間(あひ)の勝敗の運は正しく相等し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...初めて正しく取り扱われることが望まれる...
戸坂潤 「科学方法論」
...認識主観は之を正しく認識したり正しくなく認識したりする...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...)そして人を正しく生かすものは...
豊島与志雄 「大自然を讃う」
...これを外国にならって正しく認識するならば一切の「家庭小説」は将来に於て...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...正しくは女でした...
中里介山 「大菩薩峠」
...それらは、正しくもあれば、あなたには自明に思われもする言葉です...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...私はせめて私の提出した問題の意味が正しく理解されることを希望するのみである...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...ところが、この不思議な杖をそのままにして、主人が戸口をはいって行った時、その杖はどうするかと思うと、これはまた、すぐその小さな翼をひろげて、ぴょんぴょんと跳ねて、ばたばたと戸口の階段を上って行くじゃありませんか! それからとんとんと台所の床を歩いて行って、大変もったい振って、礼儀正しく、クイックシルヴァの椅子の傍に立って、はじめてその杖はとまりました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...いまプラグマティズムの意味を正しく評價するために...
三木清 「認識論」
...種子(しゅし)が間隔(かんかく)を正しくまっすぐになった時はうれしかった...
宮沢賢治 「或る農学生の日誌」
...百パーセント正しくって片っ方が百パーセントまちがっていたなんて喧嘩があるかね? 歴史の審判は公平ですよ...
三好十郎 「冒した者」
...あれで彼女が正しくなれば私の書いたことはよかったのだ...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...併し明治初年から今日まで若し假名遣を正しく教へることを努力せられたのであるならば...
森鴎外 「假名遣意見」
...てまえの申し条は正しく...
吉川英治 「新書太閤記」
...その考え方は正しくない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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