...ジユウルの此の好奇心を正しく導いて行きさへすれば...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...正しく生きた骸骨だ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...人は真に徳行ある人たることを教えられずして行儀正しくせよと教えられる...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...265正しくかかる勇を鼓し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...一体 Masse の概念は従来あまり正しく分析されていないように見える...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...折目正しく手をついて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そんな非難こそ正しくないでしょう...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...それは正しくはないんだわ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...旅行者のほうでは介入する義務があると感じているのだった――将校は今や完全に正しくふるまっているわけだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...この父性のキリストとも言うべき男の表情を正しく描くためには...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...正しく言ひしを心頼みに有るまじき事とは思へども明日は日暮も待たず車を飛ばせ來るに...
樋口一葉 「うつせみ」
...その判断が時に正しく時に誤っていることを経験により観察した後では...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...自分の行いを正しく見据え...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...正しく見ることが私の唯一の努力であった*...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...威儀の必要な時には正しく備うべきを備えて御往復になるのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...伝統を正しく育てることによって...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...中から羽織袴の竹林武丸が威儀正しく現われて...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...フト幼い頃の記憶を呼び起しながら摘み取って嗅いで見ると正しく石菖であった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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