...一つにはこれは正しくないと思ふ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...彼は誰よりも品行が正しく...
魯迅 井上紅梅訳 「孔乙己」
...しかも正しく私の家の紋章を浮き彫りにした私の用箋を用いて...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...その正しく早いのに驚かされる...
種田山頭火 「其中日記」
...寒月の冴えた夜などに友達の家から帰って来る途中で川沿いの道の真中をすかして見ると土の表面にちょうど飛石(とびいし)を並べたようにかすかに白っぽい色をした斑点が規則正しく一列に並んでいる...
寺田寅彦 「追憶の冬夜」
...一体 Masse の概念は従来あまり正しく分析されていないように見える...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...もしあなたがこの問題の意味を正しく把握なさるならば……」しかし彼は最後まで言いきる暇がなかった...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...額の汗とをこれまでの人類は正しく発揮したであろうか?」「かなりよく発揮したと思います...
永井隆 「この子を残して」
...これから人類がその与えられた知恵と自由意志とを正しく用いて...
永井隆 「この子を残して」
...助手たちに対するこの告発はたしかに正しくはあったのだが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...櫛(くし)目も正しく左右に分けられていた...
北條民雄 「いのちの初夜」
...おとなしく礼儀正しく応対しているが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...もしこの疑念が正しく最初の六期に影響を及ぼし得た――これは極めてありそうなことであるが――としても...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そこに映る影が果して物を正しく写しているかどうか...
三木清 「哲学入門」
...まるで女はきちんと正しく坐って...
室生犀星 「香爐を盗む」
...出来る紙は強く正しく清いものであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...即ちツクシという語は由緒正しくとも...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...が、正しくは、北条殿といわねばならぬ...
吉川英治 「私本太平記」
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