...事によると両者とも正しく...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...自己の正しくないことを忘れる事であつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...彼れは正しく彼れの大望に勵まされてゐるやうに見えた...
有島武郎 「幻想」
...古い京都のそれよりも一層正しく...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...正しくわれわれの大敵でありますな」ここに至って...
海野十三 「地球要塞」
...……つまりその……神様と人間の前に正しくありさえすりゃ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...規則正しく並べられた銀器のいろいろ...
寺田寅彦 「柿の種」
...認識の正しい正しくないを切実に検討することは出来ぬ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...即ち正しく著述をするといふことに就て論じてある...
内藤湖南 「章學誠の史學」
...正しく人種の區別を離脱し...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...自分の正しく希望してよい事を...
浜尾四郎 「殺された天一坊」
...負傷(けが)は正しく其人の所爲なれど...
一葉 「暗夜」
...ギョーザ屋とは、餃子(正しくは、鍋貼餃子)を食わせる店...
古川緑波 「ああ東京は食い倒れ」
...わが徳川夢声君なども正しくそのひとり...
正岡容 「東京万花鏡」
...ロバトスンは正しくも次の如く述べている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...高橋君も町井君も正しく訳している...
森鴎外 「不苦心談」
...傭(やと)う者と傭われる者との関係を正しくすることは大切な事柄だと思われます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...そして野戦は正しく相手の力を見せましょう...
吉川英治 「新・水滸伝」
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