...それは綴りの餘り正しくない佛蘭西語で記されて...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...若き子の理想の型の稚兒だるま強く正しく屈せず倒れずの歌の下の句を銀文字で書かせた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...正しく批評精神・批判的精神を以てその著しい特色としているのである...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...正しく美しい生活を真面目(まじめ)に続けていくことができないに違いない...
中島敦 「悟浄歎異」
...正しく理解していなかつた...
蜷川新 「天皇」
...正しく詩派の中での正統主義であったのだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...それは正しく君の悲しい心である...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...正しくはあるまい...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...燦として正しく煤を払ふ荒掠者の姿だ...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...あれは正しく打ち入りの山鹿流とは類を異にした方法に違ひなかつた...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...明日に育つきょうの小さいものを正しく評価するということは...
宮本百合子 「現代史の蝶つがい」
...正しく把握出来る真理への洞察力をその人がどう身につけているかという面からは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...我々は我々の哀れな学問の中に見出すことであろう!(c)もし我々の学問がただの一事でもありのままに正しく捉えていたなら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そのよしあしを正しく識別することがある」といっている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...正しくその岐路にいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...中川は正しく味方の一人であるのみならず...
吉川英治 「新書太閤記」
...それを正しく識別(しきべつ)し得るような中心者だったら...
吉川英治 「新書太閤記」
...この国を正しく建て革(あらた)める...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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