...「仕止めたか、仕止めないか、その位な区別は子供にもわかる...
芥川龍之介 「山鴫」
...ふと龕(がん)の前に足を止めた...
芥川龍之介 「山鴫」
...本書を開きて目止めよかし...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...あいつは機会さえあれば間もなく奴らを説いてそれを止めさせましょうよ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...柳麗玉はドアへ走って背中で押し止めようとする...
林不忘 「安重根」
...微酔で止めて泥酔を避けること一...
種田山頭火 「其中日記」
...もしあの時に煙草を止めていたら胃の方はたしかによくなったかもしれないが...
寺田寅彦 「喫煙四十年」
...芋──なんかやっていますね」すると急に三人のおばあさんは足を止めた...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...私が止めるのも聽かずに新し橋まで行つてしまひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それはこのエチュードを止めて抛り出すことだ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...あっしゃあ役者を止める...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...二を例示するに止めて置く...
穂積陳重 「法窓夜話」
...――学術的(アカデミツク)なものか?」「…………」「それは何故止めたんだ...
牧野信一 「夏ちかきころ」
...絶望しきって涙の止め途がなかったのであった...
宮本百合子 「雲母片」
...……それに押しかぶせるように大砲の音)(口をきくのを止め...
三好十郎 「斬られの仙太」
...いつになってもその根が走って来ることを止めない...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...アダリーが私を扉(ドア)の外に引止めたのは...
夢野久作 「冥土行進曲」
...再び悲しさが込み上げて声を止めるのに困った...
横光利一 「旅愁」
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