...そこでもう今日は止めて帰ろうと思ったのだ...
梅崎春生 「魚の餌」
...走ることを止めて...
大町桂月 「千葉夜行記」
...涙は後から/\と迸り出て暫く止める事が出來なかつた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...乙の方ではその合図の火影を認めた瞬間にぴたりと水の流出を止めて...
寺田寅彦 「変った話」
...割があわないからもう断然止めだ...
徳田秋声 「あらくれ」
...それがいけないというのなら止めるより仕方がありません」...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...一向取り止めのない判らない論文がよくあるものである...
戸坂潤 「読書法」
...トルドリューボフは食事の手を止めて...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...彼の夢想的傾向を止めるべき姉もいなくなっていたので...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...然し次の日新聞の記事は差止めになった...
永井荷風 「花火」
...それはお止めになされませ...
中里介山 「大菩薩峠」
...その出仕を止められた...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...誰れも知る通り飮食は一日も止める事の出來ぬ大切なるものにて...
福澤諭吉 「養生の心得」
...ペンナイフで傷口を広げ化膿止め液につけて丹念に洗浄した...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...暫く吹いてゐて不意にピタリと吹き止め...
三好十郎 「妻恋行」
...土止めをしても防ぎきれなくなった...
山本周五郎 「山彦乙女」
...近づけては」と、あわてて、鞍もない馬へ飛び乗り、猛然、駈け寄ってきた張飛の前に立って戦い、ややしばし、喰い止めていた...
吉川英治 「三国志」
...思いあがるを止めよ」と大喝して...
吉川英治 「三国志」
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