...省三は走らうとする足を止めた...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...もうもう止めてしまいたい思いなさるのんですけど...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...不道義的な自由競争さえ一寸止めれば...
戸坂潤 「社会時評」
...」そう云って連れの男が彼の手を引止めた...
豊島与志雄 「微笑」
...止めるほどの必要もなし...
夏目漱石 「三四郎」
...うっかり真似(まね)事もなりません」「もうそんな話は止めだ...
野村胡堂 「十字架観音」
...蝶々のお垂げ止めは...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...永田は鼾を止め、軽い呻(うめ)きを発するだけで、眼をさます様子がない...
火野葦平 「花と龍」
...今となりましては当時無理にでもお止め申し上げればよかったと...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...もし男爵があの程度で戦争を止めなかったら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...「抱き止める拍子に転んでしまつたら...
牧野信一 「明るく・暗く」
...」今宵こそは手控へなしに奴等の息の根を止めてやらうよ...
牧野信一 「武者窓日記」
...車屋が気をきかして止めてくれるので...
柳田国男 「故郷七十年」
...川辺が鴨猟のお止め場になったからです」「お止め場とはどういうことだ」老婆は布切で眼脂を拭きながら語った...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...お附きの女中が青くなって止めるのもきかないで『あやかしの鼓』を出して打って見たものだ...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...酒と女さえ止めれば...
夢野久作 「近世快人伝」
...止めるな、信長は断じてやる」「仰せは、いちいち御尤もですが、われわれ三名も、断じて、お止めいたします...
吉川英治 「新書太閤記」
...それと、同時に、信雄も彼方にあって、駒を止め、ひら――と地上に降り立っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
