...左(と)に右(か)く止むに止まれない或る事情があって...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...止むに止まれないで書いたものに違いない...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...踏み止まれないと同時に...
直木三十五 「南国太平記」
...どこまで行っても止まれないと云います...
夏目漱石 「行人」
...止まれないばかりなら好いが刻一刻と速力を増して行かなければならないと云います...
夏目漱石 「行人」
...そんな三文文士根性に止まれない健全な人間としての憤りがあるわけです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...血気盛んな利彦氏が渾身の気合いをかけて前進し、非常な勢いで身をかわして踏み止まろうとするが、止まれない...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...止むに止まれない切ない気持から...
夢野久作 「二重心臓」
...これだから女の巣を食う町に無用な顔はして立ち止まれない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...止めるに止まれないもののように...
吉川英治 「松のや露八」
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