...可笑(おか)しいことがあると直(す)ぐ笑い出して笑いが止まらない癖があったと云うが如きは...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...単に之だけに止まらない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...従って人格の単なる道徳的自由に帰着するような主観的実践行動には止まらない処の客観的な活動性...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...止まらないようにしようではないか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お角さんの余憤が止まらないのも無理はありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかく単純に剣と縄との威力を誇示するには止まらない...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただに美辞というに止まらない...
新渡戸稲造 「東西相触れて」
...彼らはけっして二晩と同じ入江に止まらない...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...いつまで経ってもおかしくって笑いが止まらないようだった...
正岡容 「寄席行燈」
...自分で思索しながら読むということは単に批判的に読むということにのみ止まらないで...
三木清 「如何に読書すべきか」
...何故にひとはその直觀に止まらないで...
三木清 「人生論ノート」
...發明は單に手段の發明に止まらないで...
三木清 「人生論ノート」
...ただ彼等の財布へ七一パーセント増した賃銀をもち来すに止まらないことを...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...おかしくて笑いが止まらないそうだ...
三好十郎 「好日」
...「どうしてもこの咳が止まらない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...單に登山文藝に止まらないで...
吉江喬松 「山岳美觀」
...なお止まらない事は知れきっているので...
吉川英治 「黒田如水」
...笑いが止まらないほど笑いぬいた...
吉川英治 「私本太平記」
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