...記憶に止まらない...
泉鏡花 「幼い頃の記憶」
...之は青年に止まらない...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...かくて科学論の歴史概念が観念的概念に止まらないわけに行かず...
戸坂潤 「科学方法論」
...従って人格の単なる道徳的自由に帰着するような主観的実践行動には止まらない処の客観的な活動性...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...単にこの段階には止まらないのである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...梯子段の上り口に腰を降ろして爪を噛んでいたが相変らずしゃっくりは止まらない...
林芙美子 「泣虫小僧」
...引き止めても引き止まらない...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...泣き止まらない時など...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...心からのほほえみが止まらないのだった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...自分で思索しながら読むということは単に批判的に読むということにのみ止まらないで...
三木清 「如何に読書すべきか」
...家のお代さんが先刻(さっき)少しゴタゴタしたので泣いて騒いだところがどういう機(はず)みか吃逆(しゃっくり)を始めて急に止まらない...
村井弦斎 「食道楽」
...犬共は極くたまにしか止まらないで躍進しつづけた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...見物の眼に決して止まらないから便利だ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...知らず識らず眦(まなじり)から涙がながれて止まらない...
吉川英治 「黒田如水」
...日吉を撲った者だけに止まらない...
吉川英治 「新書太閤記」
...死にもの狂いな城兵の抵抗はこの程度には止まらない...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこの一面だけに止まらない...
吉川英治 「新書太閤記」
...そんなことにも止まらない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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