...それでも止まらない...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...併し復原は啻にこの点だけに止まらない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...自然科学は実は単に自律的であることだけに止まらない...
戸坂潤 「科学論」
...もはや決して満州の問題には止まらない意味を持ってくるわけだ...
戸坂潤 「社会時評」
...だが之は無論単なる語源の問題には止まらないのだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...ちっとも立止まらないで歩いてゆく...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...斯様(かよう)に時勢を憂えているものは関守氏に止まらないから...
中里介山 「大菩薩峠」
...止めようとしても止まらないらしく...
北條民雄 「間木老人」
...通常ならチャリングクロス駅には止まらないけど...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...何故にひとはその直觀に止まらないで...
三木清 「人生論ノート」
...新カント派の認識論的立場に止まらないで形而上学に行くという傾向が非常に根強く存在していたのである...
三木清 「読書遍歴」
...おかしくて笑いが止まらないそうだ...
三好十郎 「好日」
...アッハハハ……(笑いが止まらない)登美 ホホホホ...
三好十郎 「好日」
...見物の眼に決して止まらないから便利だ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...通風機を総動員にしても満場の扇(うちわ)の動きは止まらないのに...
夢野久作 「二重心臓」
...笑いが止まらないといったように笑う...
吉川英治 「源頼朝」
...なかなか出血が止まらない...
蘭郁二郎 「※[#「氓のへん/(虫+虫)」、第3水準1-91-58]の囁き」
...また与えられた物の発育の止まらないように心配していればよい...
和辻哲郎 「生きること作ること」
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