...エンジンは自然に停止するに決まっているんだ...
海野十三 「火星探険」
...このとっさの行動を阻止する暇がなかった...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...まだこれを停止する程度に至らぬと文章にある...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...いますぐ牢(ろう)へいれられるのはやはりいやであるからこの辺で止す...
太宰治 「もの思う葦」
...今尚其被害地なる栃木群馬茨城埼玉の四縣下人民より提出しつゝある鑛業停止請願に依り又群馬縣々會も鑛業停止すべきを内務大臣に建議を爲したるを以て明なり...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...二人はその後月を重ね年を経ても一向この遊戯を中止する模様がなかったかえって二三年後には教える方も教えられる方も次第に遊戯の域(いき)を脱して真剣(しんけん)になった...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...其の弊の極る所殆ど底止す可からず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一の場所に停止するのは...
豊島与志雄 「野に声なし」
...其鄰家譲受の事につき地主へ直接問合せの事を中止す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...そうして中止するにしても相当のくくりをつけて読者にうっちゃりを食わせるような行き方でないように仕末をつけて止めようではないかもう二三十回の処でたしかその年が終える...
中里介山 「生前身後の事」
...ところが兄は中止する気色(けしき)を見せなかった...
夏目漱石 「行人」
...それが私たちに旅行を中止することを否応(いやおう)なく決心させた...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...車が急停止すると...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...生産物の増加が停止すればそれは平均して人口の増加を許さぬ程度の家族を養うに足るに過ぎなくなることを...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...此処(ここ)でその望みを阻止することもあまりに思いやりがなさすぎる気がした...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...このやうな援助を禁止する規定を置いてゐる(八九)...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...緑色の平面に静止する象牙の玉不良上りの或る会社員は云う...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...グロニャールやルバリュが諫止するのも肯かず...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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