...もう一度前よりもおほ声に「演奏禁止」と怒鳴りました...
芥川龍之介 「河童」
...しかも行き止りの袋路(ふくろじ)だ...
海野十三 「地中魔」
...ワッといって逃げ出したいのをやっと踏止(ふみとどま)って少年店員をせき立てた...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...そして、外には、羅馬停車場(ローマスタツィオネ)の喧噪な構内が、静止していた...
谷譲次 「踊る地平線」
...どんなに所謂「高等警察」が廃止になっても...
戸坂潤 「社会時評」
...彼女はびっくりして筆を止めた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...叙述の裏付けとなすに止まること勿論である...
豊島与志雄 「小説集「聖女人像」後記」
...ある一軒の家の扉(とびら)の前でネロは立ち止まり...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...追手は踏み止まって...
直木三十五 「南国太平記」
...馬右エ門は笑ふのをハタと止めた...
新美南吉 「鍛冶屋の子」
...昨夜の事は私から申上げませう」お米もツイ見兼ねた樣子で夫要を止め乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あわてゝ引止めたのはガラツ八自身でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一般的貧困を防止せんがために人口を妨げるべき必要を認めた...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そこを通りかかった男が、立ち止って、「兎だな...
水野葉舟 「帰途」
...立ちそうにしてはまた止まる...
森鴎外 「沈黙の塔」
...なぜ先生は納屋(なや)さんとの勝負を一本で止(や)めたんだろう」「一本で充分だったのさ」「そうは思えないんだが」幹太郎は首をかしげたが...
山本周五郎 「花も刀も」
...どうなるかという事は全世界の裁判史上に一つの大きなレコードを止(とど)める意味になりますので……しかも...
夢野久作 「霊感!」
...お待ちよ」ひとりが止めた...
吉川英治 「私本太平記」
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