...ぴったり鳴(な)き止(や)んだことでございましょう...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...五六台続いて横切る自動車を立止って待って...
妹尾韶夫 「凍るアラベスク」
...その友人浅岡に有利なる証人として法廷に出頭することを約するの止むなきに到ったのが...
寺田寅彦 「初冬の日記から」
...私はふり返ることも、立ち止ることも、また歩くことも出来なかった...
豊島与志雄 「或る女の手記」
...その企ては止めることになった...
豊島与志雄 「十一谷義三郎を語る」
...三階の屋上迄かつぎ上げたかと思うと直ぐ止んでしまう...
中谷宇吉郎 「映画を作る話」
...山の隆起だけに止ることになる...
中谷宇吉郎 「天地創造の話」
...ふと扉の所に立ち止まると車の中の誰かに聲を掛けたやうでしたが...
南部修太郎 「死の接吻」
...潮時と見えてなか/\止りません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前さんはどなたじゃ」泰道はようやく威厳を取戻して立ち止まります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...初産なれば旦那とり止めなくお騷ぎなされて...
樋口一葉 「大つごもり」
...賢人ならゾロフ顧問の発言は真剣に受け止めなければなりません」大公がだしぬけに...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...思ひ立ちては止まるべくもあらず...
正岡子規 「花枕」
...われ慈悲哀愍をもって特にこの経を留めて止住すること百歳ならしめん...
三木清 「親鸞」
...それとも事が中止になったのか...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...無理にお引き止めもいたすまい」王倫もあきらめたが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...止まることすらむずかしい...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...それをだんだんに小さくしてとうとうある一点に止(とど)めた...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
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