...私達(わたくしたち)を心(こころ)から可愛(かわい)がってくださる人間(にんげん)に枝(えだ)の一本(ほん)や二本(ほん)歓(よろこ)んでさしあげます……...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...静けき村路に開闢(かいびやく)以来の大声をあげて歓呼しつゝ家国の光栄を祝したる事あり...
石川啄木 「閑天地」
...それは仕事の上の喜びにあがった歓声のようであった...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...さながら凱旋の軍隊を歓迎するように待ち構えて居る様子が...
谷崎潤一郎 「幇間」
...たとえばオリンピックの放送で聞いた歓声のように...
中谷宇吉郎 「民族的記憶の名残」
...天水桶(てんすいおけ)を覗いて思わず歓声をあげたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...歓びといふ美しくて移り気な訪客がわれわれの許を飛び去つたあとではただ侘しい音だけが過ぎ去つた歓楽を物語るのではなからうか? 音そのものが既におのれの反響(こだま)のなかに悲哀と寂莫の声を聴きながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...ワーツワーツといふ素晴らしい歓声が起りました...
牧野信一 「舞踏会余話」
...人世歓場到処多...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...無上大歓喜即菩提(ぼだい)...
吉川英治 「大岡越前」
...歓呼の声みたいに聞こえた...
吉川英治 「大岡越前」
...それは公卿の隆資が手ばなしで歓喜しているようなものではない...
吉川英治 「私本太平記」
...心からの歓びを寄せたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...襟元(えりもと)をかすめて合歓の木の幹へ刺さってしまった」「では...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...歓楽の人渦はぶっ掛けられたような血を見てさわぎあっていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...歓喜の最中夢中独待の下品な言葉をもらすアングロサクソン種の和蘭(オランダ)人...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
...鋭い銃声は新鮮な自由の歓びに充ち溢れていた...
渡辺温 「絵姿」
...信者たちは歓呼の声をあげる...
和辻哲郎 「鎖国」
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