...そしてかく星天の美妙を歎称しつつありし彼の心に...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...かえって維摩の「黙」を歎称しているのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...国民は寧ろ侯の公明磊落なる心事を歎称して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...生涯歎称して已(や)まなかったとのこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...李はそれを見て歎称(たんしょう)した...
森鴎外 「魚玄機」
...跳り出て来た若者を歎称する老人の声のように矢代には聞え...
横光利一 「旅愁」
...僕は日本と比較して此(この)国の逓信省の賢さを歎称せずに居られない...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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