...また立ちかへる水無月(みなづき)の歎きをたれにかたるべき...
芥川龍之介 「沙羅の花」
...歎きたりと雖(いへど)も絶望すべからず...
芥川龍之介 「大正十二年九月一日の大震に際して」
...歎き悲しんだようにござります...
泉鏡花 「海神別荘」
...父母の歎きも私の耳に入らない...
外村繁 「澪標」
...アムール・ジョーヌと『歎き』(ラフォルグの詩集)の作者との明らかな類縁(にかより)に驚いて...
中原中也 「トリスタン・コルビエールを紹介す」
...自分達の心細い生活を歎きかこつ...
野口米次郎 「能楽論」
...痛々しい歎きを見せられて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...深い歎きに身を揉むごとに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...千萬無量の歎きを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...(年老いた「歎きの女」が若い死者を案内するところの「歎きの國」は...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「ドゥイノ悲歌」
...魂のいやされぬ歎きのようなひびきがするくらいである...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「悩みのひととき」
...「風知草」はその描線にいかようの省略があろうとも人間云いならわした愛という言葉、よろこびという言葉、またその歎きに、どのように生新な歴史の質量がうらづけられてゆくものかということについて省略していない...
宮本百合子 「解説(『風知草』)」
...まして「月やあらぬ春や昔の春ならぬ」という歎きをしている人たちの心を打つことであろうと思われた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...心に物思いをして歎きにわが身をもてあますような人にはならずに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それよりも私のする歎きのほうが少し罪の深さはまさるだろうと思われます」などと言いながら...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...855こうしてお歎き申すのを...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...歎き悶(もだ)えた揚句(あげく)の果てが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...いちどは歎きかなしむだろうが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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