...歌沢(うたざは)...
芥川龍之介 「田端人」
...歌沢の師匠もやれば俳諧の点者(てんじゃ)もやると云う具合に...
芥川龍之介 「老年」
...すきな歌沢もめったに謡(うた)わなくなったし...
芥川龍之介 「老年」
...歌沢もやれば一中もやる...
芥川龍之介 「老年」
...歌沢の浚いで己(おれ)が「わがもの」を語った...
芥川龍之介 「老年」
...たいてい毎晩のように三味線を弄ぶか歌沢をうたう...
伊藤野枝 「出奔」
...□歌津ちやんはお芝居や寄席や新内や歌沢で日を暮してゐます...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一三年七月号)」
...「五十嵐さんは歌沢がお上手なんですよ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...歌沢や常磐津(ときわず)の咽喉(のど)を聞かせたりもした...
徳田秋声 「縮図」
...歌沢と常磐津も自慢の福太郎が...
徳田秋声 「縮図」
...今では歌沢の師匠をしていて...
豊島与志雄 「沼のほとり」
...新内(しんない)とか端唄(はうた)とか歌沢(うたざわ)とか浄瑠璃(じょうるり)とか...
「木下杢太郎著『唐草表紙』序」
...歌沢(うたざわ)の情緒を味わう生活をもして来た...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...歌沢(うたざわ)のお師匠さんのことだって...
山本周五郎 「寒橋」
...稽古にかよっていた歌沢の若い女師匠とは...
山本周五郎 「寒橋」
...歌沢(うたざわ)の心意気や浮世絵に残る網舟……遊山船...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...長谷川の歌沢(うたざわ)...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...それに、歌沢の社中で、糸もいける...
吉川英治 「脚」
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