...彼女は毎週、歌壇のコンテストに出場している...
...今日は歌壇の授賞式があるそうだ...
...彼女は歌壇の名前が知られている...
...新人賞を獲得した彼女は、歌壇での演奏が評価された...
...あの歌手は歌壇出身だそうだ...
...歌壇に対する功罪を論じ...
芥川龍之介 「僻見」
...近頃は新聞が着くと先づ第一に歌壇を見るといふ事...
石川啄木 「歌のいろ/\」
...矢張新聞が着けばただ文藝欄や歌壇や小説許りに興味を有つて讀んでゐるだらうか...
石川啄木 「歌のいろ/\」
...竹の里人と名乗(なのり)を揚げ正式に歌壇の城門に馬を進めたのは三十二年の春であります...
伊藤左千夫 「子規と和歌」
...そしてまた歌壇の偉人である...
伊藤左千夫 「正岡子規君」
...ただ一人として先生の歌壇における功績に片言も序し及ばなかったのはいかにも物足らぬ感に堪(たえ)ぬのである...
伊藤左千夫 「正岡子規君」
...実績に乏しき歌壇の偉人を説明しようには勢い歌そのものに依って判断せねばならぬ...
伊藤左千夫 「正岡子規君」
...其雜誌の歌壇の選者が服部躬治氏であつた...
今井邦子 「水野仙子さんの思ひ出」
...氏の選によつて少女歌壇に私も投書して少女界の歌壇に時折入選するやうになつたが...
今井邦子 「水野仙子さんの思ひ出」
...近頃は歌壇にての大気焔に候えばまずまず悪しき方にてはなかるまじと安心いたし居り候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...文壇、画壇、楽壇、歌壇、俳壇、乃至学壇、評壇等々、それはそれぞれ犯すべからざる神聖なるにわである...
中井正一 「「壇」の解体」
...歌壇の一部では私を柿の歌人などと言っているそうである...
中島哀浪 「かき・みかん・かに」
...腹藏なく申候へば「いはらき」歌壇は花も咲かざる雜草の茂れるが如く相見え申候...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...この二百頁に満たぬ一冊の歌集がきょうの日本の歌壇に全く新しい価値をもって現れているという渡辺さんの言葉は確に当っていると思われます...
宮本百合子 「歌集『集団行進』に寄せて」
...既成の所謂歌壇に対し特異な価値を主張し得るのであると信じます...
宮本百合子 「歌集『集団行進』に寄せて」
...今日でもなほ現歌壇にしばしば類想を見るところであるが...
三好達治 「万葉集の恋歌に就て」
...大正以来久しく東京の歌壇に流行してゐる万葉集擬似体が満洲の青年達にまで影響してゐるのである...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...晶子氏などの歌壇も交じえて浜港の青春子女に文化志向の夢高まる...
吉川英治 「年譜」
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