...あの人は歌唄が上手ですね...
...私は歌唄が好きなので、よくカラオケに行きます...
...明日の発表会で歌唄を歌うことになった...
...彼女が歌唄を聴かせてくれた時、心が癒された...
...歌唄を練習しながら、歌唱力を向上させたい...
...『どうして、え?』つて訊(き)くと、真面目(まじめ)な顔で、M(村の名)の勇助――ほれ、この春、死んだ歌唄ひさ...
相馬泰三 「野の哄笑」
...勇助が前の世で歌唄ひを渡世にしてゐましたつていふと...
相馬泰三 「野の哄笑」
...歌唄ひの勇助!……お前がいくら三円の雪駄(せつた)を穿(は)いてゐるなんて威張つたつて...
相馬泰三 「野の哄笑」
...それがために歌唄いは仰天して...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...絆纏(はんてん)のほか羽織(はおり)なぞは着ず伝法(でんぽう)なる好みにて中には半元服(はんげんぷく)の凄き手取りもありと聞きしが今は鼻唄の代りに唱歌唄ふ田舎(いなか)の女多くなりて唯わけもなく勤めすますを第一と心得※故遊びが楽になりて深く迷込む恐れもなく誠に無事なる世となり申※...
永井荷風 「葡萄棚」
...お君という女はもと賤(いや)しい歌唄いの女...
中里介山 「大菩薩峠」
...「歌唄い」のミリヤム...
久生十蘭 「魔都」
...ハッチソンの相手の歌唄いのミリアムの二人だけだったということが判った...
久生十蘭 「魔都」
...復活祭の節、キリスト教徒が鶏卵を食い相贈遺(ぞうい)するに付いて、諸他の習俗、歌唄、諺話、欧州に多いが、要するに天の卵より雛の生まれ出るにキリストの復活を比べ、兼ねて春日の優に到ると作物の豊饒を祝うたのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...あの泣き声は」「酒楼(さかば)あるきの歌唄いの親娘(おやこ)なんでございますがね」「ふウん...
吉川英治 「新・水滸伝」
...やがて連れられてきた歌唄いの父娘(おやこ)を見ると...
吉川英治 「新・水滸伝」
...歌唄讃頌(かばいさんじゅ)する数千の沙門(しゃもん)の声が遠雷のように大きくうねって聞こえてくる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
便利!手書き漢字入力検索