...酒宴談笑歌吹のあひだにも...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...鷦鷯の歌吹革(ふいご)祭の日は寒く...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...遊人嘔唖歌吹シ遅遅タル春日興ヲ追ヒ歓ヲ尽シテ...
永井荷風 「上野」
...歌吹(かすい)の海に臙脂(べに)が流れて...
中里介山 「大菩薩峠」
...住(すみ)よくありけり反歌吹風ものどに吹なり冬といへど雪だにふらぬ吉備の国内(くぬち)は(二月十八日)元義の歌には妹(いも)または吾妹子(わぎもこ)の語を用ゐる極めて多し...
正岡子規 「墨汁一滴」
...歌吹(かすい)音楽のほか...
吉川英治 「三国志」
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