...『歌がるたを樂しめる少女よ...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...そのじぶん私は古い歌がるたをもつてたが...
中勘助 「銀の匙」
...行く路すがらそれまで歌がるたの絵や粉本などでみて子供心にあこがれてた自然がそのまま目のまへにあらはれてくるのをみて私はむしやうに喜んだ...
中勘助 「銀の匙」
...歌がるたをとっているのもあったが...
長谷川時雨 「大橋須磨子」
...お正月の歌がるたをした時...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...初春(はる)の三日の歌がるたに...
樋口一葉 「花ごもり」
...ある年東京へ行く某の叔父に歌がるたを頼みけるに疾(と)く送りこされぬ...
正岡子規 「わが幼時の美感」
...貞白をして一組の歌がるたを書せしめた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...歌がるたの昔の箱入(はこいり)や...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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