...その美操を欽慕せしむ...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...三 欽明天皇...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...小栗風葉の書いた欽哉(きんや)にそっくりだ...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...ベルリンに遊ばざればもって学問の英華を知るあたわずとして天下の書生が欽慕おくあたわざる哲学の楽園...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...今に(およ)んでなお人をして欽仰(きんぎょう)嘆美の情...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...遂に欽定憲法の發布を見るに至りたりと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...「せんだって中(じゅう)は欽吾(きんご)がまた...
夏目漱石 「虞美人草」
...欽吾と藤尾の間にはこれだけの差がある...
夏目漱石 「虞美人草」
...応接間につづく一部屋は欽吾が書斎に使っている...
夏目漱石 「虞美人草」
...それで外交官が勤まるでしょうか」「こう云うんでないと外交官には向かないとさ」「人を……それで欽吾さんがどうなすったんですよ...
夏目漱石 「虞美人草」
...欽吾さんには何にもならないでしょう...
夏目漱石 「虞美人草」
...御前本当に出る気なのかい」「出る気です」欽吾は後(うし)ろ向(むき)に答えた...
夏目漱石 「虞美人草」
...細長く切れた欽吾の眼は一度(ひとたび)は母に落ちた...
夏目漱石 「虞美人草」
...彰義隊士(しょうぎたいし)日下部欽之丞(くさかべきんのじょう)...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...革進者を援ける気概のあった勝(すぐ)れた婦人も多かったのだ――世人は改革者の人物を欽仰(きんこう)して...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...先達の欽二の言葉がキリキリ胸につき上ってくる...
矢田津世子 「反逆」
...……ですから丞相には早速許都へお帰りあって、まず呉の使いの華欽(かきん)にお会い遊ばし、華欽を当分、呉へ帰さないことです」「そして」「別に勅を仰いで、周瑜を南郡(なんぐん)の太守に封じます...
吉川英治 「三国志」
...蒋欽(しょうきん)...
吉川英治 「三国志」
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