...双方満足の御様子であったのは欣快(きんかい)に堪えない...
谷崎潤一郎 「細雪」
...あなたの御出張を得ましたことは欣快の至りです」大佐が挨拶をした...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...「そのお言葉を承わるのは非常に欣快です...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...私にとつては「男子の欣快」とする所であります...
豊田喜一郎 「準備は出來たトヨタは邁進します」
...私達としましても欣快此の上なき事と存じ...
豊田喜一郎 「ボデー意匠審査会 美術の粹を蒐め獨特の形態美へ」
...すべてのイカモノを欣快せしめ...
中里介山 「大菩薩峠」
...それに馭して以て房州の海に帰り候はば欣快至極と存じ候へ共...
中里介山 「大菩薩峠」
...再会の日を思えば欣快(きんかい)これに過ぐるものござ無くソロ...
本庄陸男 「石狩川」
...五十周年の末席に列する栄を得たるは内に欣快の情を禁じ得ざるも...
牧野信一 「好色夢」
...一人の僕が読んでこれほど欣快至極であつたものが...
牧野信一 「坂口安吾君の『黒谷村』を読む」
...御話することを甚だ欣快に存じます...
宮原晃一郎 「スカンヂナヴィア文學概觀」
...特に私が文芸通信誌上に書いた「探偵小説の真使命」と称する一文のために「夢野久作君に問う」の一項を設けられたについて御回答申上る事を近頃の欣快(きんかい)とし且つ光栄とするところである...
夢野久作 「甲賀三郎氏に答う」
...私にとって絶対の光栄であり欣快とするところである事を思うて...
夢野久作 「甲賀三郎氏に答う」
...且つ欣快とするところだ...
夢野久作 「爆弾太平記」
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