...欣然(きんぜん)と敵に当ることである...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...欣之介の傷ついた心には...
相馬泰三 「新らしき祖先」
...心中の欣(よろこ)び...
中里介山 「大菩薩峠」
...見えぬ世界を見んとする不具者の欣求心(ごんぐしん)に御憐憫(ごれんびん)を下されたい...
中里介山 「大菩薩峠」
...諸侯は孔子の賢の名を好んで、その実を欣ばぬ...
中島敦 「弟子」
...半ば驚き半ば欣(よろこ)び...
中島敦 「南島譚」
...欣二 社長派の方でも...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...欣二 …………?誠 僕の言うのを聞いてくれ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...(欣二に)しかし君の言っているような意味では...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...欣二 個人は無くなっても...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...きかん!欣二 きかなきゃ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...そこに転がっていた手斧を掴んでいる)せい あっ! あっ!双葉 ちい兄さん!欣二 ガリッと踏み殺せ! そこら中...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...又讀者諸賢のため欣喜にたへぬことである...
横瀬夜雨 「花守」
...その令息の欣一さんをも久しく先生と共に知つてゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...ただ欣(うれ)し涙のみこぼれて参りまする」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...お通さんに先に欣(よろこ)ばしてやることがあるから」「なあに?」「武蔵様ネ」「ええ」「叡山(えいざん)にいるとさ」「ア……叡山へ」「きのうも...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ばば殿の前に幾重にも詫(わ)びせねばなりませぬ」「……欣(うれ)しや...
吉川英治 「宮本武蔵」
...じきお帰りになるのよ」といったその時の母には幾月にも見なかった欣(うれ)しそうな...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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