...男系継承により、家督が次男に譲られた...
...嫡子がいないので、次男が家督を継いだ...
...「彼は三人兄弟の次男である」...
...嫡弟とは次男以下の男子を指します...
...結婚後、彼女は育休をとって次男を出産した...
...「おれか?」――次男は眩(まぶ)しさうに弟を見上げた...
芥川龍之介 「庭」
...のみならず母は次男の多加志(たかし)に牛乳やトオストを養っていた...
芥川龍之介 「年末の一日」
...次男の十二になるのがわたくしの真似にかけちゃア天才で...
岩野泡鳴 「猫八」
...とその頃ある地方の呉服屋の次男で...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...次男は反抗的で困り者だ...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...主家の御次男、村丸という若殿、御総領の重丸のよろず大人びて気立やさしきに似ず、まことに手にあまる腕白者にて、神崎はじめ重臣一同の苦労の種であったが、城主荒木は、優雅な御総領よりも、かえってこの乱暴者の御次男を贔屓(ひいき)してその我儘(わがまま)を笑ってお許しになるので、いよいよ増長し、ついに或(あ)る時、蝦夷(えぞ)とはどのような国か、その風景をひとめ見たい、と途方もない事を言い出し、家来たちがなだめると尚更(なおさら)、図に乗って駄々(だだ)をこね、蝦夷を見ぬうちはめしを食わぬと言ってお膳(ぜん)を蹴飛(けと)ばす仕末であった...
太宰治 「新釈諸国噺」
...次男と長女をひきとる具体的計画もたて...
田中英光 「さようなら」
...芋沢のさる大尽の次男で...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...次男 かあさん...
新美南吉 「病む子の祭」
...海原伯爵家の次男に生れた私が...
野村胡堂 「死の予告」
...「御用ツ」叩き伏せて、キリキリと縛ると、それは何んと、一番無害(むがい)らしく見えた、丸木屋の次男で、意氣事と雜俳(ざつぱい)に浮身をやつして居る、若旦那の雪之助ではありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二階へ押し上がつて大盡風(だいじんかぜ)を吹かせる安旗本の次男三男...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
正岡容 「大正東京錦絵」
...次男孫は十五歳であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...汽車通学をしている私の次男の中学一年生が帰って来て...
横光利一 「夜の靴」
...ご次男の亘(わたる)様は...
吉川英治 「黒田如水」
...次男(じなん)曹彰(そうしょう)一横道から米倉山の一端へ出て...
吉川英治 「三国志」
...縁にいた次男の義時が...
吉川英治 「源頼朝」
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