...その痛みは士官次室を失敬した後でも...
芥川龍之介 「軍艦金剛航海記」
...次室(つぎ)へ入る...
泉鏡花 「婦系図」
...士官次室(ガンルーム)の話はしばし腰斬(ようざん)となりぬ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...士官次室(ガンルーム)に入れば...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...食事は膳部(ぜんぶ)の者が次室まで運んで置き...
中島敦 「牛人」
...T「大変だ!お光が……」半次何事ならんと児分と共に次室へ...
山中貞雄 「中村仲蔵」
...=次室舌噛んで死んだお光...
山中貞雄 「中村仲蔵」
...そこへ次室からの声...
吉川英治 「大岡越前」
...ひとまず遠く次室で平伏すべきが通例である...
吉川英治 「大岡越前」
...次室の屏風の陰にいて...
吉川英治 「三国志」
...次室にひかえていた侍女が...
吉川英治 「私本太平記」
...次室と広間との境には...
吉川英治 「新書太閤記」
...次室の武者溜(だま)りの内へ...
吉川英治 「新書太閤記」
...――まもなく、かれのいびきが、次室まで、きこえて来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...そのとき、次室には、佐々平左や、与左衛門も、姿をひそめて、佐吉の口上を聞いていたので、「聞いての通りじゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
...ただひとつ」「それは」「次室に見えまする...
吉川英治 「新・水滸伝」
...がたんと足で次室の扉を開け...
吉川英治 「新・水滸伝」
...次室(つぎ)から知らせた...
吉川英治 「親鸞」
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