...彼女は一家の次女です...
...長女の方が内親王で、次女は王女という違いがあるそうです...
...次女が双胎を妊娠したと聞き、早速祝福のメッセージを送りました...
...」次女は、卓の上に頬杖(ほおづえ)ついて、それも人さし指一本で片頬を支えているという、どうにも気障(きざ)な形で、「ゆうべ私は、つくづく考えてみたのだけれど、」なに、たったいま、ふと思いついただけのことなのである...
太宰治 「愛と美について」
...それまでに叔母の次女は嫁ぎ...
太宰治 「思ひ出」
...祖父は、たちまち次男の嘘を看破し、次女に命じて、次男の部屋を捜査させた...
太宰治 「ろまん燈籠」
...次女は、一家中で最もたかぶり、少しの功も無いのに、それでも祖父は、何かというと此の次女に勲章を贈呈したがるのである...
太宰治 「ろまん燈籠」
...これまた生意気な次女である...
太宰治 「ろまん燈籠」
...とやはり次女を贔屓(ひいき)した...
太宰治 「ろまん燈籠」
...あわれな小さな次女の方はギュルナールと名付けられるはずだったが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...余は漸く六つばかりになりたる己(おの)が次女を死なせて...
西田幾多郎 「我が子の死」
...かくいう次女の百々子がオブザアバーの格で...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...同女の次女を養い取りて聊(いささ)か学芸を授(さず)けやりぬ...
福田英子 「妾の半生涯」
...長男の一郎と、長女の甲子と、次女の乙子と、夫人の里の遠縁の者の娘で甲子や乙子の世話をする養子(ようこ)と、一郎の同級生の澤と、女中の延(のぶ)と鉄と、別荘番のじいやとばあやがいた...
水上滝太郎 「九月一日」
...昨年学習院を出たばかりの次女の縁談さえ名望ある青年貴族との間に整ったのに...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...次女の双葉が入って来る...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...万年は初め井上源右衛門の次女さほを娶り...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...次女路(みち)が残っていた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...また次女が何といったか日米関係の仕事をした財産家の妻君となり...
柳田国男 「故郷七十年」
...次女は中子(なかつこ)...
柳田國男 「名字の話」
...その頃の事といえ、わが家の戸籍などを人前に出すのもどうかと思うが、母に苦労させた喰べ盛りの口数を示すために、一応ここで幼い弟妹たちの名を並べてみるなら、まず長男のぼく十四を頭に、次男素助七つ、長女きの十二、次女カエ九つ、三女浜四つ、四女千代一つ、という揃いも揃ってヒヨコばかりが六人もいたのである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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