...やがて次から次へと...
江戸川乱歩 「算盤が恋を語る話」
...次から次へと鉱毒談話会をひらいて歩いたのである...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...いくつもいくつも重要な論議が次から次へと行なわれた...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...また異(ちが)つた古渡(こわたり)の織物を大幅のまゝ次から次へと取り出して来たさうだ...
薄田泣菫 「茶話」
...次から次へと起ります...
太宰治 「正義と微笑」
...平靜を失った彼の想念は次から次へといろんな題目に取り縋って行ったが...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...次から次へとわが身にあてはめた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...次から次へと展開してくるだろう...
豊島与志雄 「渡舟場」
...といった期待と不安を次から次へと読者にもたすように仕組まれていなくてはならない...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...こうして次から次へと故知らず生み出されて来る言葉共を後々(のちのち)までも伝えるべき文字という道具があってもいいはずだということに...
中島敦 「狐憑」
...こんな途方(とほう)もない出鱈目(でたらめ)を次から次へと思いつく気違いはいまだかつて見たことがない...
中島敦 「狐憑」
...私達の前に次から次へと飛出してくる生の不思議の前に...
中島敦 「虎狩」
...武家育ちといふだけに、諸藝、歌、俳諧(はいかい)にまでたしなみがあるらしく、次から次へと、話の種は盡きません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...次から次へと流行が変って行き...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...次から次へと新しい懐疑の続出であり...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...――嘉吉は次から次へと洋品店の前へ来ると足を止めた...
林芙美子 「朝夕」
...次から次へと変化し...
夢野久作 「木魂」
...次から次へと難問を発した...
吉川英治 「三国志」
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